September 24, 2010

SmarQ5 漢字変換と電子書籍

E221SmarQ5 に新しい漢字変換と電子書籍リーダーを導入した。

Mozc
Mozcは、Google が作ったオープンソースの漢字変換プログラムだ。私は、既に普通の Ubuntu 用にビルトした経験があるのだが、ネイティブ開発環境でも時間がかかった。SmarQ5用にエミュレーション環境でビルトするのは大変と思っていたら、Ubuntu Magazine Vol.05 P73 に NetWalker 用にビルトしたパッケージがあることを紹介していた。NetWalker 用のパッケージなら SmarQ5 にも入るだろうと試したら、入った。
Anthy や SCIM と同居すると容量を喰うし、後から Anthy や SCIM をアンインストールすると、日本語入力自体ができなくなる。結局、私はファームウェアを再インストして、Anthy や SCIM の無い状態から Mozc をインストした。
まず、 母艦 PC で mozc.tar.bz2 をダウンロードしておいて、SD カードに解凍しておく。
$ cd /media/disk/mozc/
$ sudo apt-get install iso-codes
$ sudo apt-get install python-xdg
$ sudo apt-get install libcurl3 libprotobuf3
$ sudo apt-get install im-switch
$ sudo dpkg -i libibus1_*_armel.deb
$ sudo dpkg -i ibus-gtk_*_armel.deb
$ sudo dpkg -i python-ibus_*_all.deb
$ sudo dpkg -i ibus_*_armel.deb
$ sudo dpkg -i mozc-server*armel.deb
$ sudo dpkg -i mozc-utils-gui*armel.deb
$ sudo dpkg -i ibus-mozc_*_armel.deb
$ im-switch -s ibus
再起動
智器マーク「設定」「IBusの設定」 「Input Method」タブ 「インプットメソッドの選択」コンボボックス 「日本語」>「Mozc」を選択 Addボタンを押す。
これで、Mozcから日本語入力ができるようになる。
予測変換してくれるし、辞書が良くなっているので使いやすい。

電子書籍
実は電子書籍については、新たなソフトを導入したわけではない。上記のファームウェア再インストの時、元々あった標準の電子書籍リーダー FBReader を消さずに残しておいただけ。今まではフラッシュ容量がもったいないので消していたのだが、昨今の電子書籍ブームで試してみる気になった。
適当に ePub 形式の電子書籍をダウンロードして SDカードに入れておくと、ちゃんと読める。
ただ、多少文字化けがあるので、Takao フォント を入れてみた。Takao フォントをフルでインスとするとフラッシュを大量に消費するので、ゴシックだけ、インストする。
Takao Fonts in Launchpad から、takao-fonts-ttf-003.02.01.tar.gz か takao-fonts-ttf-003.02.01.zip をダウンロード。
解凍して得られたファイルのうち、 TakaoGothic.ttf を SartQ5 の /home/user/.fonts/ にコピーする。(/home/user/.fonts/ フォルダが無かったら、新規に作成)
FBReader を起動。歯車アイコンボタン(環境設定)で、右の方のタブのStyles で、フォントを「Takaoゴシック」、サイズを「22」を選び、「Bold」をチェック。
これで完全じゃないけど、文字化けは、ほとんど解消される。
FBReader の回転矢印アイコンで縦位置表示もできるし、SmartQ5 の上側面にあるムーブボタン(+ボタンと−ボタンの間にあるボタン)で全画面表示もできる。+ボタンと−ボタンや画面のタップでページの送りも戻しもできるので、それなりに快適に使うことができる。

おまけ
電子書籍が読めるようになったけど、肝心の電子書籍がない。フリーなのは星空文庫くらいか? 青空文庫も文字だけなら、Fbreader よりも以前紹介した Xjp2 の方がルビまで表示できて良い。せっかく、Fbreader があるなら、文字だけではなく絵もある電子書籍が読みたい。
無いのなら、作ってしまえと、Sigil で自分のブログのコンテンツを電子書籍にしたら、それなりにうまくいく。
しかし、自分のブログを読むのもなんなので、クリエイティブコモンズライセンスで公開している「ピーターラビット」を ePub にした。フォントもレイアウトも良くないが、それなりに表示できる。クリエイティブコモンズライセンスなら、私が ePub を公開しても良いだろう。
というわけで、peterrabbit01.epub を公開する。SmartQ5 だけじゃなくて、iPad などでも読めると思うので、できたら教えて欲しい。

今回のコンテンツは、絵も文も SmartQ5 で行った(ePub 化するための Sigil は、母艦PCで動かした)
SmartQ5 は入力がプアなので、普段より、倍くらい時間がかかった。でも、Mozc が無かったら、途中で諦めていただろう。

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July 04, 2010

SmartQ5 で青空文庫を読む

E216しばらく、宇宙ネタが続いたが、久しぶりに SmartQ5 のネタを。

SmartQ5 (Ubuntu FW5.5) を使って、電車の中などで、青空文庫を読む話だ。
もちろん、青空文庫は、著作権の切れた(一部著作権の残った作品もあり)文学作品をフリーで公開しているものだ。

元ネタは、何百冊もの文庫本を「NetWalker」で持ち歩き読書欲を満足させる方法~XJP2編~だ。XJP2を SmartQ5 用にコンパイルしても、なかなか、上手くいかなかったのだが、やっと満足できるようになったので、リリース。

XJP2のVer.2.9.1のソースコードを、x86上のARMエミュレータでコンパイルしたもの。
このARMエミュレータ自体が、NetWalker用の開発環境なので、NetWalkerでも動くかも知れない。動いた場合はご連絡を。

xjp_smartq5.tgzに、コンパイル済みのバイナリが入っている。インストや設定は、同梱している README.TXT を参照の事。


ライセンスは、元々の XJP2 と同じく、 zlib/libpng License とする。

楽しく役に立つプログラムを提供してくれている XJP2 に感謝。

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February 13, 2010

自分の行動分析

E1951昨年11月位から、SmartQ5 でスケジュールや Todo 管理を行うようになったというのは、SmartQ5 の無謀な挑戦SmartQ5 を実用に使うで既に報告した通りだ。実際は、全く同じ ruby プログラムがパソコンでも動くので、そちらを使う方が多いのだけれど。

で、自分自身の Todo の件数をグラフにしたのが、最初の図だ。
最初の内は慣れていなかったりで、安定していないが、11月中旬以降は順調に機能していることが判る。
概ね 1日2~3件ずつ位のペースで総件数が増えているが、完了したものもほぼ同じペースで増えているので、未処理の件数は100件前後で安定している。厳密に言うと、未処理の件数は、10日で1件ほどの割合で増えている。

E1952未処理件数の内訳が左図だ。
赤い線が総件数、緑がビジネス、青がプライベート、紫が家族や子供ための Todo だ。
これだけ見ると、プライベートの方が多いように見える。しかし、実際は、逆にビジネスの方が処理件数が多い。

最後の図は、完了した Todo の処理するまでにかかった日数と件数を表したものだ。
線の色は、前の図と同じで赤い線が総件数、緑がビジネス、青がプライベート、紫が家族や子供ためのものだ。
グラフのX軸は、切り捨てで処理に要した日数だ。X軸のゼロは、その Todo が発生してから24時間未満に完了していることを示す。実際には、処理まで100日以上かかったものもあるのだが、図では30日までのものしか表示していない。仮に表示しても、ほとんどゼロ件か1件が続くだけだ。

E1953この図から判るように、 ビジネスの Todo は、ほとんどが発生してから24時間以内に完了している。それに対してプライベートな Todo は、数が少ないものの、完了するまでの日数が長いことが判る。
処理完了までに要する平均的な時間は、ビジネスで6日と23時間、プライベートで12日と14時間と、約2倍になっている。これに対して、家族や子供ための Todo は、15日と23時間であり、全ての Todo の平均は、8日と12時間である。

発生する Todo および 完了処理する Todo の内、75%がビジネスであるのに関わらず、未処理の件数の過半数がプライベートであるのは、完了処理までに要する期間による影響が大きいと思われる。

だたし、毎日発生する Todo が 2~3件で、完了処理までの平均日数が8.5日だと、未処理の件数は17件~25.5件のはずである。
にも、関わらず、現状、100件を超える未処理の Todo がある。つまり、計算上、20件前後の Todo は、毎日のように生まれ処理され消えていくのだが、これは濁った水の中の上澄みのようなもので、その背後に80件前後の Todo が処理されることなく、沈殿している事が予想される。

では、実際にどうであろうか?
わずか 106 件のTodoであるので、一件一件チェックしてみた。

まず、「上澄み」の部分、つまりタイミング的に処理待ちだっただけの用件は 18 件であった。ほぼ計算通りだ。
また、7件は、スレッド方式の表示のルートになっているだけなので、用件ではない。

残りの81件が何故が「沈殿」している用件だ。
では、「沈殿」している Todo は、どのような用件が、どのような理由で「沈殿」しているのか?

まず、一番多いのが、「怠惰」が理由で遅延しているものだ。例えば「歯医者に行く」などのものだ。これが49件で、沈殿している中の60パーセントを占める。
次に多いのが何と「チェックし忘れ」だった。実際は処理し終わっているのにチェックしていないだけの用件が、19件、24パーセントもあった。
次は、「暇な時やろう」としているもの。例えば、暇な時に誰々のCDを借りて聴くこうとか、そういった類の用件が、10件、12パーセントだ。元々積極的に終わらせるつもりは無いから、沈殿しているのも無理はない。
最後は「単なるメモ」で、3件、4パーセント。「2泊以上の旅行に行くときは爪切りを持っていった方が良い」と言ったもので、これは完了するわけがない。

改善するには、「怠惰」な理由で遅れているものは早く実行するべきだし、「チェックし忘れ」は忘れないようにすべきだ。「単なるメモ」は別途管理するとかにすれば、「沈殿」している Todo の件数は減るだろう。

しかし、それが本当に「改善」になるのか?
それには、以前から疑問をもっているんだよね。

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November 21, 2009

SmartQ5 を実用に使う

E185以前、SmartQ5 の無謀な挑戦と言うコンテンツでも書いたように、SmartQ5 を何とか実用で使おうとしている。今回は、途中経過と言うか、現状報告だ。

システムの安定性
前回のコンテンツでも書いたように、私は未だ Android は使っておらず、Ubuntu をベースとしたファームウエア Ver 5 で、SmartQ5 を使っている。
この状態の SmartQ5 で、一番困るのは、システムの安定性だ。突如ハングアップすることや煉瓦化することは無いのだが、起動に失敗したり、サスペンド状態から勝手にシャットダウンするのには困ったものだ。

起動に失敗するのは、ファームウエア Ver 5 だけではなく、Android でも共通的に頻発しているようだ。起動時には、少なくとも1秒以上、電源ボタンを長押ししないと、高い確率で起動失敗が起こると、ネットにも書いてあった。
私の使用感覚では、電源ボタンは画面が真っ白になりバックライトが光るまで押しつづけた方が確実だ。ストップウォッチで測定したら、4秒96だった。1秒どころか5秒くらい長押しした方が良い。
長押しすると、起動の失敗の確率は減るが、それでも失敗が起きるときがある。その時は、本体下にあるリセットスイッチを押し、一度ダウンさせた後、ちょっと時間を置いて再起動する。慌てると、また起動に失敗するから、ゆっくりやった方が良いようだ。

サスペンド状態からの復帰は、電源ボタンをちょっと押すだけで確実に極めて短時間で復帰する。だから、普段はサスペンド状態にしておいた方が良い。
ところが、サスペンド状態にしておいても、ある程度時間が経つと勝手にシャットダウンしてしまう。もちろん、「バッテリー使用時でも自動シャットダウンしない」ように設定しているのだが、それが反映されていないようだ。時間を測ると、サスペンドしてから2時間を越えると、シャットダウンしている。せめて半日=12時間くらいはサスペンド状態で居て欲しい。

サスペンドからシャットダウンする問題は、ネット上で検索しても私以外に同じ症状で悩んでいる人は居ないようだ。私の持っている SmartQ5 個体の問題かもしれない。誰か解決方法を知っていたら、教えてください。

右クリック・エミュレートを禁止
デフォルトの状態では、SmartQ5 はタッチペンを一ヶ所で長時間クリックし続けると右クリックと判断するように設定されている。
ところが、SmartQ5 用に お絵描きアプリを改造で紹介した rgbpaint のようなお絵描きソフトを使っていると、細かい部分を書き込むときに右クリックと間違って、描きにくくなる。
本来、rgbpaint を使用中のみ、右クリック・エミュレートを禁止すれば良いのだが、その API が見つからなかったので、/etc/X11/xorg.conf の中の次の行をコメントアウトする。

option "EmulateRightButton" "1"

右クリック・エミュレートが使えないと困ると思ったのだが、それほどでもない。

日本語フォント
SmartQ5 に元々入っているフォントは、ひらがなカタカナも含めて、日本で使う漢字等は入っているので贅沢言わなければ、普段の使用には問題が無い。
しかし、中国での使用に最適化されているフォントであり、日本人が見ると多少違和感のあるフォントだ。
そこで、日本製のフリーフォント「さざなみ」をインストしてみる。
$ sudo apt-get install ttf-sazanami-gothic ttf-sazanami-mincho
インスト後、「設定」=>「外観の設定」で、 左下に「Font」のボタンを押し、元々は「Droid Sans 16」になっていたものを「さざなみゴシック」「Regular」「17」に変更すると、デスクトップだけでなく、アプリケーションで標準的に使われるフォントも「さざなみ」になる。

なお、apt-cache search で調べてみると、さざなみ以外にも、東風フォント、VLゴシックフォント、梅フォントなどのパッケージがあることが判る。試していないけど、さざなみ以外のフォントも同じように使えるはずだ。
フォントは人それぞの好き好きなので、自己責任で試してください。

デジタルオーディオプレーヤーや動画プレーヤーとして
一応、デジタルオーディオプレーヤーや動画プレーヤーとしても使える。この場合、自動サスペンドや自動シャットダウンを行わないように設定しておかないと演奏途中で止まるので注意。

ただし、デジタルオーディオプレーヤーとしての使い勝手は決して良くない。
ポケットに入れるなどして、下手に画面に触ると余計なファイルを開いたりするので、SmartQ5 にケースを自作したのコンテンツのように、カバーが必要だ。(一応、タッチスクリーンのロック機能もあるのだが、意外と使いにくいので使っていない)
でも、カバーを作ったけど、音量調節や選曲などの使い勝手も良くないので、結局普段は、ほとんど使っていない。
秋葉原を歩き回ると、999円のデジタルオーディオプレーヤーのように格安のデジタルオーディオプレーヤー専用機が手に入るので、そのようなプレーヤーを使う方が良い。

動画プレーヤーとしての方が実用性があるかもしれない。
H264のように圧縮率が高く画質の良い動画の再生は無理だが、低圧縮率で低画質の動画なら再生可能だ。2時間の映画DVDを 450M ほどにエンコードしたら、ちゃんと再生できた。これなら、SDカードに映画を何本か入れることも可能だ。同じようにテレビを録画したものやネット上で公開されている動画も低圧縮率で低画質の動画にエンコードしなおしたら、再生できる。

でも、動画再生のテストをしただけで、実際には使っていない。
DVDやネット上の動画を再エンコーディングするのも面倒だし、テレビの録画するパソコンも無い。
そもそも電車の中などで動画を観る事自体、私の生活習慣と合わないようだ。

Zaurus の代わりとして
Zaurus の代わりとして、最大の利用は、スケジュールと Todo の管理だ。
SmartQ5 に合わせて、スケジュールと Todo の管理プログラムを自作した。ruby-gtk+ で作ったので、Windows でも Ubuntu パソコンでも動作すし、データも共有化でき、同期できるようになっている。

で、確かに、ここ一ヶ月ほどの間に、自作のスケジュール&Todo管理プログラムを使うようになったのだが、実は SmartQ5 ではなく、主に Windows でも Ubuntu パソコンで使っている。
やはり、SmartQ5 はキーボードが無いから、入力はキーボードのあるパソコンの方が楽なのだ。

とは言え、SmartQ5 は小さく常に携帯できるから、スケジュールの表示・確認だけでも役に立っているとは言えるだろう。

その他の Zaurus の代わりだが、絵を描くことこそ rgbpaint で行っているが、その他のメール、Wiki、日記などはパソコンで行っている。辞書の機能は SmartQ5 にもあるのだが、Zaurus の時ほどは使っていない。

Android や OPhone
主な使い方であるスケジュールと Todo の管理だけを考え、絵を描くことをあきらめると、タッチペンよりも指を使うタッチパネルの方が良いかもしれない。それで、携帯性を重視するなら、画素数は少なくても、SmartQ5 をもう一回り小さくしてくれた方が良い。と考えると、iPhone か Android 専用端末の方が良いことになる。

冗談じゃなくて、OPhone (中国で盛り上がっている Android 端末)で、安くて(6000円くらい)小さいのが、日本でも売られるようになったら、それが良いなあ・・・なんて思い始めている。

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October 24, 2009

SmartQ5 にケースを自作した

E1811SmartQ5 用にケースを自作した。ケースと言っても、写真のように蓋みたいになっているだけだが。
構想3日、総コスト 315円、開発期間3時間。
材料は全て100円ショップで揃えた。と言っても、新規で買ったのは、表に使った文庫本用のブックカバーだけ。
その他には、使っていなかったファイルから厚紙を取って、蓋の芯に使った。また、裏貼りに折り紙を使った。折り紙は黒紙を半分使っただけなので、他は全て余っているので、本質的な総コストは220円くらいかな?

E1812なぜ、蓋を付けたかと言うと、カバンなどに入れると液晶が傷つきそうだから。ソフトケースに入れていたのだが、やはり気になる。また、上着のポケットにMP3などを聞いているとタッチスクリーンが押されて、不要なアプリが起動したりするのが、嫌だったから。もちろん、タッチスクリーンをロックすれば良いんだが、、タッチスクリーンをロック下状態で、サスペンドしたりシャットダウンすると、二度と起動されない不具合が報告されているようなので、あえてやりたくは無い。

そんなわけで、タッチスクリーンを触らないようにゲタを履かせた蓋を作ったわけ。
蓋の分、多少大きくなって、SmartQ5 の小型軽量が多少スポイルされるが、携帯性が増した。

使い心地は、実際に使ってから、また、報告する。

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October 18, 2009

SmartQ5 用に お絵描きアプリを改造

E179SmartQ5 用に ペイント・アプリ rgbpaint を改造した。
rgbpaint-sq5-madnoda.tgzでダウンロードできる。
解凍すると、
・ rgbpaint_0.8.7-0ubuntu2_arm.deb
・ rgbpaint
・ rgbpaint-sq5.patch
の3つのファイルが入っている。
最初のファイルは deb パッケージなのだが、残念ながら ファームウエア V4 用。今のところ、V5用開発環境を構築できていないので、V4用の開発環境で作ったものだからだ。V5に入れようとすると、OSが違うと文句が出て入らない。
仕方が無いので、V5 の場合は、2番目のバイナリ rgbpaint を /usr/bin/rgbpaint に上書きして使っている。
最後の rgbpaint-sq5.patch は、元々のソースコードに対するパッチだ。

どこを改造したかと言うと、普段私が使っている 640x480 の画像の絵を描きやすいようにしたことだ。
800x480の SmartQ5 のディスプレーを有効に使って、
・ フルスクリーンモード
・ 左にツールバー
・ 右にパレット
として、真ん中に 640x480 の画像をスライダー無しで表示できるようにしたものだ。
今回のイラストをはじめ、既に、このブログでも、改造した rgbpaint で描いた絵を何枚か使っている。

もちろん、フリーでGPL。改造も自由なんで、私以上に自分に合わせてもOK。
まだ、十分に叩き尽くしていないので、自己責任で使ってください。

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October 17, 2009

システム手帳の買い換え

E178システム手帳を買い換えた。
これまで、使っていたシステム手帳は、このコンテンツこのコンテンツで紹介した中国・北京で買った当時13元(約650円)の安物だった。
安物とは言え、結構気に入っていたのだが、さすがに4年も使うとボロボロになった。
Zaurusを使わなくなってから、スケジュール管理やTodo管理は全てシステム手帳を使っていた。今後はSmartQ5に移行するつもりだが、未だ途中段階だ。とは言え、スケジュール管理やTodo管理を電子化しても、メモや図を書くなど、どうしても紙の手帳の必要性は残る。と言う訳で、それなりに使える手帳を買うことした。

東京での外勤の帰りに、まず八重洲ブックセンターによったのだが、システム手帳は扱っていなかった。その足で銀座の伊東屋へ。伊東屋は、さすがに銀座にあるらしく高級品がメイン。一万円以下のものはほとんど置いていない。
結局、戻って、丸の内の丸善にて、Bindex の 7500円のものを購入した。Bindex って、結局、 日本能率協会のことなので、日本のブランドだ。日本で生産しているかは知らないけど。

こだわったのは、手帳を閉めるのにスナップではなく、革のベルトを使っていることと、リフィルを束ねるリングの直径が25ミリと大きめのものだ。革ベルトにこだわったのは、以前のシステム手帳で一番最初に壊れたのが、スナップの部分だったのが理由だ。リングの直径が大きいのは、一日毎にTodo管理をやると結構リフィルの量が増えるからだ。SmartQ5でTodo管理できれば、もう少し小さいリングでも良くなるかも。まあ、大は小を兼ねると言うから良いか。

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October 13, 2009

SmartQ5 の無謀な挑戦

E177SmartQ5 を手に入れて、1ヶ月強。あれこれ試して、だいたい何ができるか、何ができないか、分かってきた。
そこで、SmartQ5 で、無謀な挑戦を企んだ。
それは、今週号の週刊アスキーでも「実用性を求める人は買っちゃダメ」と書かれている SmartQ5 を実用として使おうと言うのだ。
それは、まるで、OS/2 Warp3 や Testing 時代の Debian Sarge を実用に使おうと言うくらい無茶な話かもしれない。でも、日本語化した HP-100LX/200LX を使っている人を目の当たりにしたことを考えれば、あれよりは楽じゃ無いかと思ってしまうが・・・

さて、実用に使う OS と言うかファームウエアだが、ネット上で評判の良い Covia 版 Android も試してみた。この Android、実に良くできているが、結局、時期尚早と考え、実用用の OS としては、Ubuntu 9.10版のファームウエア V5 を選択した。
誤解されると困るので、断っておくが、「Android を時期尚早」と結論したのは、Android 自体が未完成だと言う意味じゃない。
私自身の準備が整っていないと言う意味だ。プログラム開発一つ取ってみても、Android で動くアプリの開発など未経験だ。また、実用に使っていて、万一、SmartQ5 を壊したり無くしたりした時、Android の場合だと、バックアップが無い。Ubuntu 9.10版のファームウエア V5 を採用しておけば、最悪の場合、同じく Ubuntu をインストした UMPC である LOOX U/C30 がバックアップとなり得る。
もちろん、Android のアプリも本や雑誌などで勉強すれば、すぐ作れるようになるかも知れないし、今月号の日経 LINUX の記事もあるように、x86 用の Android を LOOX U/C30 に用意すればバックアップとなるかもしれない。だが、それにはもう少し時間が欲しいし、これ以上、SmartQ5 を実用に使わなければ、時間泥棒になってしまう。

さて、SmartQ5 を実用に使うため、軽快に動作するように、本体のフラッシュメモリにのみ全てのアプリケーションをインストするようにした。こうすれば、起動した後、SDカードをマウントするまで待たなくても良いし、SDカードを大容量データ保存やデータの交換に使えるようになる。

どうやって、本体フラッシュに全てのアプリを押し込んだかというと、不要と思われる以下のパッケージを消した。
$ sudo apt-get --purge remove language-pack-zh-hans fcitx abiword fbreader
$ sudo apt-get --purge remove xarchiver
$ sudo apt-get --purge remove claws-mail claws-mail-cache-saver claws-mail-feeds-reader claws-mail-i18n claws-mail-multi-notifier
$ sudo apt-get --purge remove feedcircuit
$ sudo apt-get --purge remove pidgin pidgin-data
$ sudo apt-get --purge remove transmission transmission-cli transmission-common transmission-gtk
$ sudo apt-get --purge remove osmo
$ sudo apt-get --purge remove gweled
$ sudo apt-get --purge remove shishensho

さらに、不要なファイルも消した。
・辞書ファイル
 ・/usr/share/stardict/dic 以下にあるファイル
・中国語のマニュアル
 ・/home/user/desktop 以下にある PDF ファイル

上記の内、人によっては必要と思われるものが入っているかも知れない。このコンテンツを参考に消そうと思う人は、本当に消してよいか確認するように。

この状態で、次のアプリをインストした。
$ sudo apt-get install scim scim-anthy anthy
$ sudo apt-get install ssh cvs
$ sudo apt-get install ruby
$ sudo apt-get install libgtk2-ruby
$ sudo apt-get install graphviz
$ sudo apt-get install boa

ruby-gtk+ とか graphviz など、変わったアプリが入っているのは個人的な趣味もあるが、私の場合、ruby-gtk+ を使ったスケジュール管理などをやりたいからだ。

また、辞書として、StarDict を使うのだが、フリーの英和・和英辞書ファイルを、/home 以下に入れて、シンボリックリンクを張っておいた。

HTTP サーバーである BoA を何故入れたかと言うと、ローカルで Wiki とか 日記 CGI を動かすためだ。 Wiki としては、Tiki を、日記には tDiary を使っている。これらは、リナザウの時代から使っている。特に Tiki は古くサポートも終わっており、ネット上で公開するにはセキュリティの問題もあるのだが、クローズで使うには問題もなかろうと、使い続けている。
Tiki と tDiary のデータも /home 以下に入れた。これで、8年以上の日記データやら、Tiki に書きためた情報 - たとえば、地球の質量は何キログラムとか、スイングバイの計算方法とか - も SmartQ5 で読めるようになった。(SmartQ5 を落としたら大変だな)
この状態で、/ (ルート)領域は 66MB、/home 領域は 84MB の余裕がある。もちろん、SDカードに soft.img は無い。SDカードは、交換自由なので、音楽データや動画データなどを入れ替えて使うことが可能だ。

さて、準備はできた。とは言え、まだまだ、ruby-gtk+ を使ったスケジュール管理などはプログラミング途中であるが・・・

はてさて、本当に SmartQ5 が実用に耐えるのか?
実際に使ってみてから、状況を報告するつもりだ。

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September 26, 2009

SmartQ5 ファームウエア V5

E175SmartQ5 ファームウエアが V5 にバージョンアップした。
さっそく入れてみると、Ubuntu 9.10 ベースになっていることにビックリ。
冒頭の絵は、Ubuntu 9.10 のマスコットのコアラ (Karmic Koala)のつもりだ。
ちなにみ、Ubuntu はバージョン毎にマスコットがあり、SmartQ5 ファームウエア V4以前のマスコットはヒポグリフ(Hasty Hippogriff)と言う架空の動物だった。Hastyは、Ubuntu 8.04 鷺 (Hardy Heron) のARMに対応した非公式派生型だった。9.04 以降 Ubuntu も正式に ARM に対応したので、今回は SmartQ5 ファームウエアも Ubuntu 公式版がベースとなっている。で、鷺(8.04)から、ヤギ(8.10)やウサギ(9.04)をすっ飛ばして、コアラになったわけだ。ただ、9.10 は、x86 版も未だリリースしておらず、見切り発車となっているため、安定性などに不安が残る。

私は、メインマシンも Ubuntu を使っているのだが、9.10 は初めてだ。実は、x86 メインマシンでは、8.10も9.04も試した挙句、8.04 に戻した経緯がある。8.04 は LTS と言って長期サポートを前提とした2年毎のバージョンアップ版であり、8.10 や 9.04 のように半年毎にバージョンアップするものより安定性が違う。やはり、実用で使うとなると先進性よりも安定性が重要だ。

SmartQ5 ファームウエア V5 も安定性が課題だが、どうだろう。ネット上での評判も動作が鈍いなど、決して良くは無いようだ。だが、短期間しか使っていないが、ファームウエア V5 は、それほど悪くはないと思う。冒頭のコアラのイラストもファームウエア V5 上で rgbpaint で描いたものだが、実は、ファームウエア V4 で同じく rgbpaint を使って絵を描いた場合、ハングアップが多発して、絵を仕上げるまで耐えたことは一度も無かった。それに比べて、一発目で絵が描き上がったファームウエア V5 の方が遥にましと言えるだろう。

ファームウエア V5 はSmartQ Ver5 firmware Download からダウンロードしたファイルを使うだけで、V4 までと同じだ。

日本語化のコツとしては、
・ /etc/apt/sources.list の変更はない。
・ 「apt-get upgrade」してはいけない。
・ /etc/default/locale を以下のように設定する。
LANG="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL="ja_JP.UTF-8"
LANGUAGE="ja_JP:ja"

# apt-get update
# apt-get --purge remove language-pack-zh-hans fcitx abiword
# apt-get install scim scim-anthy anthy
# apt-get install language-support-input-ja
# cat /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo > /etc/localtime

とすると、本体の 1G フラッシュ領域に何とか日本語変換までインストできる。
これ以降のアプリケーションのインストは、SDカードに行うようにした方が良いだろう。

ファームウエア V5 の登場で、前回のコンテンツ「Ruby-GTK2 の野良ビルドに成功」が時代遅れになってしまった。ファームウエア V5 ならば、
# apt-get install ruby ruby-gnome2
で、ruby-gnome2 がインストできるからだ。

ところで、SmartQ5 と関係ないけど、Moblin V2 も一昨日リリースされた。しかし、相変わらず GMA500 は未サポートのままだ。インテルはやる気あるのかなあ??

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September 13, 2009

SmartQ5 Ruby-GTK2 の野良ビルドに成功

E173やっと、ruby-gtk2 の野良ビルドに成功した。ruby-gtk2 とは、 ruby-gnome2 のコア部分と言うかサブセット。詳しくは、Ruby-GNOME2 Project Websiteを参考に。

野良ビルドのバイナリは、rubygtk2.tgzだ。これは、sourceforgeの ruby-gtk2-0.19.1.tar.gz を SmartQ5 上でビルドしただけなので、当然、ライセンスは GPLで、使用は自己責任で。

ダウンロードした野良ビルドのバイナリをSDカード上に置き、日本語化した SmartQ5 の上で次のように操作する。

$ sudo apt-get install ruby
$ sudo cd /usr/local/lib/
$ sudo tar zxvf /media/disk/rubygtk2.tgz

一応、ちゃんと動く。
冒頭の写真は、SmartQ5 上で、
Little 4 operations RPN calculator で公開されている電卓プログラムを動かしたもの。
このプログラムは英語のみだが、日本語表示もできる。

上記では、簡単に ruby-gtk2 の野良ビルドができたように書いたが、実は相当コツがある。
そのやり方は、また後日。

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