March 18, 2007

『エンジニアのための時間管理術』と『Sunbird』

E085『エンジニアのための時間管理術』と言う本を読了した。いわゆる『時間などの自己管理』の本なのだが、意外と面白かった。
私は、この類いの本を良く読むようで、古くは「Aタイム」や「7つの習慣」、その他昨年再流行したシステム手帳の本など、多数読んで居る。一般的な自己管理の本は、新社会人か一般管理職を対象に書かれて居るのに対し、『エンジニアのための時間管理術』はコンピュータのシステム管理者を対象にかかれている。例えば「繰り返し作業の手順化」を「インタラプターとコンパイラ」に例えたり、「スケジュール管理」を「マルチタスクでのCPUやメモリーなどのリソース処理」に例えて説明して居るところが面白かった。私はコンピュータのシステム管理者ではないのだが、一般職を対象に書かれた本よりは共感できる部分が多い。(職場でサーバーの管理を仕事として行って居るのに、帰宅したら、さらに最新のサーバーをインストールして試して居る・・・とか、そのあたり)

時間管理の方法は、色々と流儀があるようで、本によって千差万別だ。
酷い本になると「やらなけらばならないことは、片っ端から片付けること」と平気で書いてあることもある。優先順位も付けずに片端から片付けて済むなら、そもそも時間管理なんて要らない!

大きく分けると時間管理の方法は、「日単位で管理」と「週単位で管理」の2通りになるようだ。
「エンジニアのための時間管理術」と「Aタイム」は「日単位で管理」で、「7つの習慣」は「週単位で管理」を薦めている。これは、職業の別や生活習慣にもよるので、一概にどちらが良いとは言えないだろう。

とりあえず、現在は「エンジニアのための時間管理術」を見習って「日単位で管理」を行っている。この本に書いてあるが、「習慣化するには最低でも21日は続けること」とあるので、それを試して居る。
過去においても幾度となく、「時間管理」に挑戦しているが、身になっていない。自分の生活習慣に合わせて、オリジナルな時間管理方法と、それに合わせたPDA用のツールでも作ろうかと、「理想のPDA」なる連載をブログ上で行っていた時期もあった。
結局、オリジナルな時間管理法やツールを作っている暇があったら、既存の方法やツールを使った方が早い。

私の過去における「時間管理」の挫折は、必ずしも「三日坊主」ではない。週単位でも日単位でも、時間管理をしていると、無駄な時間があることが見えてくる。
この無駄時間を無くすように仕事をスケジューリングすると、グッと効率が上がる。ここで調子に乗って、仕事を増やすと禄な事がない。最初のうちこそ、無理が効くが、一カ月もしないうちに体力が持たずに破綻する。二週間も寝込むと結局効率は悪くなる。どうやら、自然のうちに無理をしないようにしていたようだ。

時間管理は、効率最優先ではない。また、短期的な効率最優先は、結局、効率悪化を招く。

実は、先程の「グッと効率が上がる」に大きな落とし穴がある。「効率が上がる」と見えるのは、あくまでも短期的な雑用に近い仕事の効率に過ぎない。もちろん、短期的な仕事でも重要な仕事もあるにはあるが、実際は短期的な仕事の大半は、さほど重要ではないもなのだ。

時間管理の真の目的は、一見すると「やらなければならない事」だと思えることで、実は本質的ではないことを止め、一見無駄に思える事でも「自分の人生の目標のためになる事」を優先して実行する事だ。

「エンジニアのための時間管理術」の「日単位で管理」は、短期的な効率化と、本質的でない事を止める事には効果がありそうだが、「自分の人生の目標のためになる事」を優先して実行するには未だ足りないような気がする。

ところで、時間管理のツールと言えば、最近、『Sunbird』を Debian Linux Sarge 上で試している。個人的なスケジュール管理は Zaurus で十分なのだが、Sunbird では、プライベートなプロジェクトのスケジュールと ToDo 管理を行おうと思っている。
ネットワーク上でのスケジュールと ToDo の共有などは上手く行っているようだが、不満もある。
まず、私の使っているサブノート PC の画面は 800 x 600 と小さい。小さい画面に合わせて、Sunbird のフォントも小さくしたいのだが、フォントサイズが変更できない。
また、モバイル環境で使う時、当然の事ながらネット接続できなければ、共有化したスケジュールと ToDo は見ることもできなければ、変更することもできない。
ネットワークに接続できない場所では、最後にアクセスした時のスケジュールと ToDo を表示し、変更した項目は、後にネットワーク接続した時に同期されるようになっていると良いのだが。もちろんコンフリクトの問題はあるが。
(この辺、Zaurus の後継を考えている事もある。Zaurus 自体を Debian 化するか、工人社の SA シリーズのような超小型のノートPCに Linux を入れて、PDA 的にモバイル環境で、Sunbird でスケジュール管理する可能性を考えて居る。Zaurus なら画面は 640x480だし、SA なら 768x480 だ。)

スケジュールの共有だけでなく、さらに進んで複数のメンバーで行うプロジェクトを管理できるグループウエアがあれば良いのだが、今のところ良いものを見つけられずに居る。
Web ブラウザ上でのグループウエアは、先のようなモバイル環境では使えない。以前、Kolab と Kontact の組み合わせを試したが上手く行かなかった(使い方が悪かったのかも知れない)

OpenGraoupware のようなものも出来つつあるようだが、こう言ったものが、もっと普及して欲しいものである。

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December 07, 2006

SL-A300の赤外線でppp接続する

E076最近 手に入れた SL-A300 を色々試して居る。

普段使って居る SL-C860 では、スケジュール管理として、Qualendar (XML版)を使って居る。試しに SL-A300 にも Qualendar をインストールし、スケジュールのデータファイルとカテゴリーや色の設定ファイルをコピーすると、そのまま使えることが判った。

これなら、軽量の PIM として使える!
問題は、SL-C860 と、どう同期を取るかである。

色々と方法は考えられる。
SHARP のお進めは、USB ケーブルで、Windows の母艦と接続して、ファイルのバックアップを取る方法なのだろうが、面倒臭い。いちいち GUI 環境でファイルのコピーをするのは面倒な上にミスの誘発もある。スクリプトを書いておいて、必要なファイルの更新情報をチェックし、最新データのみをコピーする方が楽だ。

SL-C860 は、無線 LAN で、家庭内 LAN に接続し、ファイルサーバーの玄箱とデータの同期を取っている。これを行うスクリプトは Ruby で書いておいて、ワンタッチで操作できるようにしている。

普段、SL-C860 の最新データを玄箱と同期させて居るなら、同じような事を、SL-A300 でも出来ないか・・と思った。

しかし、SL-A300 本体には、CF インターフェースが無く、無線 LZAN での接続は困難だ。(SL-A300 の裏に付く拡張ユニットがオプションにあるにはあるが、異様に大きく、SL-A300 の良さをスポイルする。)

そこで、赤外線に目を付けた。元々、SL-A300 は赤外線にで、携帯電話経由でインターネットに接続できる機能がある。

無線 LAN でホーム LAN に接続して居る Debian Linux Sarge のノート PC で、ppp サーバーを動かし、それを用いて SL-A300 と赤外線経由で ppp 接続した。Debian Linux Sarge の上では IP マスカレードも動かして居る。これにより、SL-A300 からは、Debian Linux Sarge を通して、ホーム LAN でもインターネット空間でも自由にアクセスできる。

この状態で、前述のスクリプトで玄箱との同期が取ることができた。

無線 LAN で直接 LAN に接続できる SL-C860 に比べ、LAN に接続する度にノート PC の Debian Linux Sarge を起動しなけらばならないので、面倒だと思うかもしれない。

だが、慣れると意外と気楽に接続し同期できる。

実は、無線 LAN は消費電力が大きく、SL-C860 で接続する時は、バッテリーの残量を気にしながら行う必要があって、これが意外とストレスになる。
それに比べ、赤外線は消費電力が少なく、気軽に接続できる。もちろん、データ伝送速度が桁違いに遅いのだが、スケジュール・データの同期程度なら問題にならない。

このように、赤外線でのネットワーク接続は、PDA のように電力などのリソースが少ないシステムに極めて有効だ。

と、まあ、まるで自分で発見したように言って居るが、白状すると Palm 時代の経験を応用しただけだ。

私は、Zaurus の前は、Palm を使って居た。古い Palm だったので、インターフェースは、シリアルと赤外線しか無かった。この時代にシリアルインターフェースや赤外線を用いたデータの同期やネットワーク接続の便利さを知ったのである。

SL-A300 は、その時代の Palm と良く似て居るので、同じことができないかと試しただけだ。

私と同じ事を考えた人は、他にも居るようで、ネット上に何例も見つけることができた。
ところが、これらの事例を見て驚いた。

私が、Debian でやった事を Windows でやろうとしても上手く行かないと言うのだ。

「あれれ・・、元々 Palm が Winows の母艦との間でやっていたことなのに!?」

正確に言えば、 Windows98 以前の Windows なら上手く行くらしい。つまり、「古い Palm」の時代の Windows だ。
ところが、最近の Windows では動かない。これは、OS によって、赤外線インターフェースが隠蔽されて居るからである。

「古い Palm」は、赤外線と親和性が高かった。
その頃、PDA は全盛であった。

しかし、Windows が赤外線を隠蔽し、使いにくくなったのと、PDA が衰退するのと時を同じくして居るのは気のせいだろうか?

もちろん、最近の PDA は、USB や無線 LAN 、Bluetooth で、母艦と接続するようになっているから、赤外線の隠蔽は関係ないと言えば関係無いのだが。
とは言え、それらのインターフェースには赤外線の手軽さは無いと思うのだが、どうなんだろう。(Bluetooth は未経験なので、手軽かどうか、本当のところは知らない)

そもそも「赤外線が使われなくなったから隠蔽した」のか「隠蔽したから赤外線が使われなくなった」のか、どっちが先かは、よく判らないが。

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December 03, 2006

Linux 2題

E075Linux その 1
月刊「Linux World」が今月号で休刊だ。一年前に「UNIX USER」からリニューアルした「Open Source Magazine」も来月号で休刊である。まあ、休刊と言っても実質上の廃刊と言って間違いないだろう。
数年前から、PC UNIX 系の雑誌の廃刊が続いて居る。まず、BSD 系の雑誌が廃刊になり、LINUX JAPAN などLINUX 系の雑誌の廃刊が続いた。

「Linux World」の休刊号には「Linux が十分に認知されたので、TIPS 集としての雑誌の必要性がなくなった」との見方も書かれて居たが本当だろうか?

私の場合、本流よりも傍流を好む傾向なので、楽しんで読んで居る雑誌が廃刊になるケースが多い。10年程前の OS/2 系雑誌の廃刊や数年前のモバイル PC 系と PDA 系の雑誌の廃刊が、それだ。

流石に、これらの経緯から推測すると、「Linix の将来も危うい」と思わざるを得ない。

だが、今回は、傍流系の衰退だけと言い切れない気もしてならない。本流のパソコン雑誌の廃刊も目につくからだ。
老舗の ASCII の廃刊が、その良い例だ。(リニューアルした ASCII が、ASCII と言えるか? 私は、1977 年から ASCII を読んで居るけど、今の ASCII は認めたくない)

PC の方も、先が無いのだろうか?

Linux その 2
最近、SL-A300 を手に入れた。Linux Zaurus を使わなくなった人が居て、玉突きで余った SL-A300 が舞い込んで来たのである。
キーボードが無いので、長文を打ち込むことはできないが、軽く携帯し易いので、 PIM の原点に帰れば、むしろ普段使って居る SL-C860 よりも使いやすいのかもしれない。

残念な事に、SL-A300 は発売後 4 年も経つのに後継機が出て居ない。メモリを増やして、USB ホストを付ければ、なかなか面白い PDA となると思うのだが。
後継機が出て居ないと言う意味では、キーボード付きの SL-CXXX シリーズも同じである。今年の春に SL-C3200 が出て居るが、これは旧機種の HDD を容量アップしただけで、本当の意味でのバージョンアップでは無いだろう。SL-C3000 の登場以来、2 年も新機種が出て居ない。

だが、PDA 全体を見れば、HDD 容量アップだけとは言え、機種が更新されて居る Zaurus は、まだ幸せな方で、Zaurus 以外の PDA は、ほとんど壊滅状態である。

WZERO-3 を始め、PHS や携帯端末のスマートフォンも、どうにもブレークしきれて居ない気がしてならない。

なんか、Linux と言い、PDA と言い、PC と言い、元気が無いなあ。

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May 03, 2006

Zuaus 復活

E050そろそろ、気付いている人も居ると思う。
Zaurus が不調で、分解修理しても直らなかったのに、オリンパス OM-2N の絵など、明らかに Zaurus で描いた絵が出てくるなど、「Zaurus は直ったのか?」と思われて居るだろう。

実は、 Zaurus は復活した。しかし、以前から使って居る SL-C760 が修理できた訳ではない。代りに SL-C860 を手に入れたのだ。

この SL-C860、妹が使って居たものだ。妹は、目新しかった時はともかく、今は使わない状況と言うので、無期限で借りる事になった。SL-C860 は、SL-C760 より半年遅れてリリースされたマイナーチェンジバージョンで、ハードウエア的には外観の色が違う以外、ほぼ同一である。ソフトウエア的にも英語の翻訳ソフトが追加されただけで、他はマイナーアップデートだけだ。

基本的に、ほぼ同一機種でも、完全に同じでは無いので、SL-C760 の内部状態を、そのままコピーできる訳ではない。多少時間はかかるが、アプリケーションやデータなどを一つ一つ移行している。まあ、SL-C760 は、使い初めて 3 年近く経っており、使わないアプリケーションも数多く溜まって、ユーザーエリアを狭めて居たから、引っ越しを機に大掃除をして居ると言う訳だ。

データや設定の移行は、メールやアドレス帳等 Zaurus 標準のものは、メーカー製のデータ/設定移行ソフトが以外と良くできて居て、赤外線通信で時間はかかったが、簡単に終了した。あとはフリーソフトや自作のオリジナルのアプリケーションと、そのデータだが、これは仕方が無いので、手作業でコピーして居る。

まだ、不完全だが、なんとか Zaurus が使える状態に成って来て居る。完全復帰は連休明けだろう。


何故、最新のハードディスク付きの Zaurus を買わなかったかと言うと、お金がないのもさることながら、主メモりの容量に不安があったからだ。

私の使い方から考えると、ギガ単位でハードディスクがあれば、Debian Linux を丸ごとインストールするに違いない。そうすれば、いま不満があるブラウザも FireFox に置き換えられるし、文書作成も、TeX と dvipdfmx で行えるようになる。

最新のハードディスク付きの Zaurus で、こう言った事ができると思うし、既にやっている人も居るだろう。しかし、主メモリが 64M のまま(SL-C760/860 と同じ)では、あまりに頼りない。
古いパソコンや玄箱に Debian Linux を入れて、いろいろ試した結果、少なくとも 128M できれば 256M 以上なければ、実用にならないと感じて居る。CPU 速度の方は、それほど速くなくても良い。動画再生とか物理シミュレーションでもやらない限り、現状の Zaurus の CPU 速度で、そこそこ使いものになるだろう。

「そこまでやるなら、超小型のサブノートにしたら」と言われそうだ。
確かにそうである。レッツノートやビブロ、リブレット、バイオUあたりを探した方が良いのかも知れない。

だが、それでは PDA で無くなってしまう・・・


今回の件で、 Zaurus や PDA について考えるところが大きかった。

『一体、PDA って何なんだろう?』

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April 16, 2006

ザウルス分解修理

E046予告通り、ザウルスを徹底的に分解してみた。

写真のように回転/開閉機構部まで分解した。ここに回転式接点があるかと期待したのだが、単にフレキシブル基板が巻いてあるだけだったので、ここまで分解する意味は無かった。

CPU 基板は実体顕微鏡(と言ってもファーブルミニだが)を使ってチェックし、表面実装部品の半田付け箇所が外れていないかチェックした。(以前、USB 接続型のCD-ROMドライブで表面実装のUSBコネクタが外れていて、それを半田付けしただけで直した経験がある)
SDカードのソケットの取り付け部分が外れており、これは半田付けしておいたが、故障の状況原因とは思えない。
その他、目視できる範囲で接触不良の原因になりそうな箇所は無かった。
多層基板の内側で接触不良があったら、手の出しようが無い。

ザウルスのメイン構造体(写真左下)は、細かいクラックや破損が目立つ。やはり、何度も落下させるなど、雑な扱いのためか。
コストダウンのためかメインの構造体なのにプラスチックを使っている。表示部の回転/開閉およびキーボードの打ち込みなど全ての荷重はメイン構造体にかかるのだから、マグネシウムなどの金属で作って欲しかったが、それではコストアップになるか?

結局、明らかな故障箇所を発見できず、汚れを清掃し、コネクタ類は一度全て抜き接点復活剤を付けて挿し直した。

組み立て後、動作はした。
が、表示のトラブルは直っていない。

結局、金曜日の時点と何も変わっていない。
分解/組み立ての結果、全く動作しない可能性もあったから、それに比べればましか!?

しばらくは、不便な状態が続きそうである。

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April 14, 2006

瀕死のザウルス

0442年半以上に渡り、スケジュール管理やメールだけでなく、このブログを書くなどで役に立って居たザウルスが先週末から瀕死の状態になってしまった。

急に、液晶の表示がにじんだり、色が変わったりする。
開閉部を動かすと一時的に直るので、そこの接触不良だろう。

私の使っているザウルスは、SL-C760 と言う型番で、表示部が開閉するだけでなく、回転する複雑な機構を持って居る。
この回転/開閉機構部で、不具合が起こったのは創造に難くない。
今まで、何度も誤って落下させたりしているから、最も複雑なところにトラブルが起きる訳だ。
むしろ、私の苛酷な使い方で、良く2年半もトラブル無しでいたもんだと思ってしまう。

私のザウルスは、世界で一番可哀想なザウルスではないかと思う。
目茶苦茶苛酷な使い方をしている割りには、ろくにメンテナンスもしていない。

不具合箇所は、回転/開閉機構部と目星が付いているので、分解すれば何とかなるだろうと軽く考えて、分解してみた。
ところが、中は複雑で、簡単には回転/開閉機構部に行き当たらない。
どうやら、CPU基板から、キーボードに至るまで完全に分解しないといけないようだ。

とりあえず、諦て組み直した。
今も表示の調子が悪いまま、このコンテンツを書いて居る。

今度の週末、もう一度、徹底的な分解に挑戦するつもりだ。
下手をすると、完全に壊れてしまうかもしれない。

もしかすると、今回がザウルスで書く最後のコンテンツになるかもしれない。
手術いや分解修理の無事を・・・

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October 28, 2005

私のザウルスの紹介

みんなのZAURUS活用研究所(2005年10月28日のところ)に紹介された。
と言っても、自分から、紹介文とイラスト/写真を送ったのだけれど・・・

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October 25, 2005

pdaXrom

e022Zaurus に pdaXrom を入れてみた。
元々、Zaurus は、OS に Linux を使って居るが、GUI に Qte/Qtopia と言う PDA 特有のものを使って居る。このため、マシンパワーの割りには素早い表示ができる一方、firefox などの一般的な Linux アプリは使えない。
そこで、カーネル/ GUI ごと、ごっそり OS を交換する試みが幾つか行われて居る。pdaXrom もそうした交換 OS の一つだ。

実は、私は Zaurus を2台持って居る。普段使って居るのは、SL-C760 だが、それ以外に SL-C700 を持って居る。
この SL-C700 は、以前の所有者が使わなくなったと言うことで、貰ったと言うか、無期限で借りた格好になって居り、主に自作アプリのテストベンチ代りになって居る。
今回は、この SL-C700 に pdaXrom をインストールした。

元に戻せないと困るので、まずはフルバックアップした。
次に英語版の pdaXrom をインストールした。
ここまでは、ちょっとしたトラブルは、あったものの、意外とすんなりインストールできた。
また、この状態で pdaXrom を使ってみた感じも、アプリの起動やレスポンスも速く、なかなか良い。

と、良かったのは、ここまでである。
次に日本語化を試みたのだが、これが大変だった。トラブルが続き、何回インストールし直したか判らない。週末の休みを何日も潰してしまった。(秋の長雨が続いて、何処へも行けなかったから、良いけど)
結果論から言うと、SL-C700 のメモり容量が小さいことがトラブルの主な原因だった。SL-C700 のメインメモりは 32M 、Flash メモりは 64M である。これは、SL-C760 の、それぞれ 64M、128M の半分しかない。
Flash メモりは、一般のパソコンの HDD と同じように OS (カーネル) やアプリケーションを入れるところに使う。SL-C700 の場合、これが小さいので、日本語フォントが入り切らず、外部メモりとして SD カードを使った。
また、日本語表示をするときは、フォントをメモリ内に展開する訳だが、これもメインメモリが小さいので無理だ。これまた、 SD カード内に SWAP 領域を作って、 SWAP させる必要があった。

結局、Dillo と言う軽量タイプのブラウザでの日本語表示までは成功した。しかし、レスポンスが遅くて、とても実用にならない。
メモリが一杯一杯で大量 SWAP 状態になって居たと推測される。SD カードはデータ伝送速度が遅いので、SWAP が多発するとレスポンスが劣化する。

確かにブラウザでの日本語表示できたのは嬉しいのだが、Dillo は Zaurus 標準の NetFront に比べて機能アップされて居る訳ではない。
結局、本命の firefox は、さらに大きなメモリが必要な事を考えると、インストールをする気にもならない。
メモリの大きな SL-C760 に pdaXrom を入れたら、少しは実用的になるかもしれない。が、SL-C760 は常にスケジューリングなどに使っており、とても OS 交換を試す気にはなれない。

今回は、SL-C700 のメモり容量が小さいために、特に大変だったが、たとえメモリが2倍の SL-C760 であっても、日本語化の設定は、かなり面倒だったと思う。
まるで、1年以上前の Debian Linux Sarge のような状態だと言えば、判って貰えるだろうか?

この調子だと、何人かの友人に「pdaXrom のインストールに成功したよ」と自慢したら、SL-C700 は元の状態に戻すことになると思う。

1年経ち、正式リリースされた Debian Linux Sarge は、今や私のメイン環境になりつつある。
pdaXrom にも、もう少し長い目で、進化を期待しよう。

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May 24, 2005

理想のPDA(その6)

z006
私の場合、長期的な ToDo が、なかなか実行に移せないと書いたが、その理由の一部は、長期的な ToDo の中には作業時間が長すぎるモノがあるせいだ。
作業時間が数分や数時間以内で納まるなら、短期的な ToDo として処理できるが、数日以上の期間に渡ると、そう言った処理ができなくなる。

それなら、長期間に渡る作業を、短期間の作業に分解すれば良い。
イラストは、海外旅行の準備を分解した物である。もともと、海外旅行の準備くらい、大して時間がかからないが、それでも数日以上のかかるし、パスポートが期限切れで再発行が必要になると、ずっと時間がかかる。

図の色分けは深い意味は無い。ただ、矢印は、「青矢印は作業開始のトリガー」「緑矢印は論理的順番」「赤矢印は物理的順番」みたいにしておいた。つまり、とりあえず、パスポートの期限確認をしないと、航空券購入ができない(別にパスポートが無いと購入できないと言う決まりがある訳じゃ無いが、心理的にパスポートの確認もせずに、何万から何十万円するであろう航空券の購入はしないと思う、多分)とか、着替えを用意をしてから、実際の荷物の詰め込みをするとか言ったものだ。

こう言った絵を描いて、「やるべき事」を細かい単位に分解すること自体は有効だ。
このような絵の描き方は、昔から色々とあった。PERT とか CPM とかガントチャートとか、色々な絵の描き方や流儀がある。イラストの絵は、相当いい加減だが、「ネット図」的な絵だ(詳しい人から、「そんなもん、ネット図じゃない」と怒られそうだが)。
また、そう言った図を描くためのソフトもある。マイクロソフト・プロジェクトが有名だが、PDA 用のソフトでも Palm 用に Progect(Project のスペルミスではない)と言うソフトもある。

こう言った色々な種類の図を、紙のシステム手帳に描いたり、色々なソフトを使って描いたりして試したことが何度もある。が、どれも上手く行っていない。

システム手帳など、紙に描いた場合は、変更等がやりにくい。
マイクロソフト・プロジェクト等のPC用のソフトは、そもそも大規模プロジェクト用の管理ソフトだから、個人の ToDo 管理には大袈裟すぎる。Palm 用の Progect は、個人用に作られて居るのだが、図は描けず、箇条書きにするだけのソフトで、物足りない。
今使って居る Zaurus 用には、適当なソフトが無いので、プログラムを自作してみたが、これも上手く行っていない。

どうも、このような「ネット図」を描くこと自体が問題ではなくて、その使い方に問題がある気がする。

一般的にネット図等を描く時は、「最初に、細分化する作業を全て洗い出す」事から始めなければならない。
ところが、個人でやる場合、一々細かいところまで考えるのは後回しにして、やれるところから始めて、「走りながら考える」事が多いだろう。
また、途中で気が変ったり、作業を進めて居る内に、新たな作業の必要性に気が付いたりして、変更が必要になる。

大人数で大規模プロジェクトを遂行して居るなら、実行途中の頻繁な計画変更は、混乱の元だから是非避けるべきだ。

しかし、個人の場合、自分以外に迷惑をかける人も居ないのだから、頻繁に計画を変更する。
ここで、下手に「ネット図」なんか描いて居ると、頻繁な変更に対応できないものだから、実際の作業と、どんどん離れて、役に立たなくなる。
また、最初の段階では「パスポートの期限が迫って居る場合」とか「ホテルの予約ができなかった場合」とか、色々なケースを想定する必要があるだろう。もちろん、あらゆるケースに対して細かい対処方法を用意することは無いが、ある程度は考えておくことは大事だ。

残念ながら、今まで色々なソフトを試したが、「頻繁な変更」や「想定ケース毎に計画を作る機能」で満足できた事は無い。
紙に描く場合は、「頻繁な変更」は難しい。「想定ケース毎に計画を作る」ためには、ケース毎に何枚も描くだけなのだが、ちょっとだけ違うけど同じような図を何枚も描くのは面倒だ。

だから、
・個人用だから、扱える規模は小さくて良い
・その代わり、状況に応じ、頻繁な計画変更にはフレキシブルに対応できる
・想定されるケース毎に、複数の計画を同時に管理できる
ような PDA (Zaurus) 用のソフトが欲しいなあ、と思って居る。

でも、一方で、上記のような理想的なソフトがあっても、それだけでは駄目な事も分かって居る。

ちゃんと「細分化された ToDo」できても、それを実行に移さなければ意味が無い。
私の性格から予想すると「ToDo が細分化」された事に満足して、いつまでも実行しないに違いないと思うのだ。

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May 11, 2005

理想のPDA(その5)

z005
前回は、ToDo の分類を行ったのだが、今回は、ToDo のフローチャートと言うか、データフローを考えてみた。
ざっと、ありそうなフローを描いたのが、イラストである。
私の場合、イラストの中で、最も上手く処理できているのは「カレンダー=スケジュール管理」であり、「今日の ToDo」に関しては短期間ならと言う条件付きで上手く行っており、他については破綻しているのは、既に述べた通りだ。
「カレンダー=スケジュール管理」が、他の ToDo と異なる点は「人(つまり私)」へ青色の矢印(実行)は出て居るが、緑色の矢印(完了チェック)が返って居ないことが、図でも明らかだ。何故、「カレンダー=スケジュール管理」に「完了チェックの矢印」が無いかと言うと、理由は簡単で、日時が明確に決まっており、なおかつ変更が聞かない予定は、その項目を完了してもしなくても、後の作業に影響が無いからだ。
それに対して、一般の ToDo の場合、完了しなかった項目を、いずれやる/やらないにしても、何等かの処理が必要になる。
私が、短期間なら「今日の ToDo」が上手く行っているのも、完了しなかった項目がたまらなかった内の話だ。

つまり、私の「ToDo 管理の破綻」は、「完了しなかった項目の処理」に問題があることは間違いが無い。

では、これを避けるためには、どうすれば良いか?
(1) やるべき事は、とっととやってしまう。
(2) やらなかった項目は、わすれてしまう。
(3) やらなかった項目は、再び、何等かの ToDo に入る。

この内、(1)は正論だが、「やるべき事は、とっととやってしまう」事が、なかなかできないから、悩んでいるんで、何等解決にはならない。
とは言え、気の小さい私は、流石に(2)をやる勇気(?)は無い。

残りは、(3)で、「今日の ToDo」で完了しなかった項目は「次の日の ToDo」か「長期的な ToDo」に入てしまう。
私の経験では、完了しなかった項目を「次の日の ToDo」に入ると、さらに「次の次の日」へと、雪だるま式に膨らんだ末に破綻する。

では、「長期的な ToDo」に入ると、どうなるかと言うと、いつまで経っても実行されなくなる。

とは言え、「完了しなかった項目の処理」は、他に方法が無い以上、「長期的な ToDo」に入るしか無いようだ。ただ、問題は「長期的な ToDo」を如何に実行に移すかである。

「長期的な ToDo」を実行に移すには、「今日の ToDo」に入るのが有効ではあるが、「長期的な ToDo」が大量になると、どれを「今日やるか」が分からない。「今日やる」か「明日やった方が良いか」がはっきりしない。「長期的な ToDo」の中には、作業時間が1日では終わらないものがあるが、これは「今日の ToDo」に当てはまらない。

そもそも、「今日の ToDo」を作る時も、「今日やるべき事」を紙や PDA に書き出して居ただけで、そのインプットは極めて不明確である。
インプットは極めて不明確だと言えば、「今日の ToDo」だけではなく、「長期的な ToDo」も「一時的な ToDo」も、そのほとんどは不明確である。

どうやら、
(A) ToDo の発生するプロセスを明確化する
(B) やり残した ToDo を、どう処理するか、明確にする
(C) 「長期的な ToDo」を、どう実行に移すかを明確化する
あたりに、問題が集約できそうだ。
(特に(C)が明確になるなら、(B)は、「やり残した ToDo は、長期的な ToDo に入る」で解決される)

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April 29, 2005

理想のPDA(その4)

z004前回の「理想のPDA(その3)」では、私の ToDo 管理が破綻して行くプロセスを紹介した。紹介しながら、自分自身で思ったのだが、一口に「ToDo」と言っても、色々なタイプの ToDo がある。それを一緒くたに処理して居た事が、 ToDo 管理が破綻して行く原因になったような気がする。そこで、色々なタイプの ToDo の分類をやってみた。

「ToDo の分類」と言っても、一般的なシステム手帳や PDA の「ToDo 管理」にある「カテゴリー」にあたる「仕事上のやること」とか「プライベートにやりたいこと」等と言う分類ではない。ToDo の有効期間とか発生要因と言った性格的な分類である。

1.短期的な ToDo
まず、第一番目の ToDo の分類は、「短期的な ToDo」だ。私の場合、一日毎に「やるべきこと」を書き出して居るのが、これに当たる。自己管理を書いた本によって、「一日単位で管理」とも「一週間単位で管理」とも書かれて居る。管理の単位が一日なのか一週間なのかは個人のライフスタイルによるのだと思う。私の生活習慣の場合、「一日単位で管理」の方が合って居るようだ。管理の単位が一日だろうが一週間だろうが、これらは皆「短期的な ToDo」だ。
私の経験上、やり残した「短期的な ToDo」を、次の日もしくは次の週に「短期的な ToDo」にすることは、破綻の道につながっている。たぶん、これはやっては行けないことらしい。

2.長期的な ToDo
次に、第二番目の ToDo の分類は、逆に「長期的な ToDo」である。
「長期的な ToDo」は、一日なり、一週間なりの「短期的な ToDo」の管理単位を超るモノは全て入る。具体的には、「今年中に大論文書く」とか「山登りをしたい」とか「○月△日までに×の報告書を書く」とか「今度、秋葉原に行ったら、何々の部品を買う」「XXと言う本が欲しい」などがある。これらは、全て、「長期的な ToDo」ではあるが、何となく、違うように感じる。
そこで、サブ項目を作って、分類してみる。
2.1 具体的な締め切りのある ToDo
例えば、「○月△日までに×の報告書を書く」が、これに当たる。特徴は、作業時間が、それなりに必要な事。
2.2 具体的な締め切りの無い ToDo
例えば、「大論文書く」が、これに当たる。特徴は、作業時間が、それなりに必要な事。
2.3 「やれたら良いな」「やりたいな」的な ToDo「山登りをしたい」が、これに当たる。特徴は、仮にやれなくても即座に問題が発生しないこと。作業時間が短期間である事が多い。
2.4 ドント・フォアゲット ToDo
文字通り、やるべきことを忘れないための ToDo。期日ははっきりしない。(期日のはっきりしたドント・フォアゲット ToDo は、スケジュールで管理される)
2.5 「読みたい本」「行きたい場所」 ToDo
文字通り「読みたい本」「行きたい場所」「借りたいレンタルDVD」等のリスト。なぜこんなリストを作ってしまうかと言うと、もちろん、「その本が買いたい」とか「そこに旅行に行きたい」と言う当たり前の理由もある。が、実際は本を読んだり、旅行に行ったり、DVDを借りて視る時間も金も無い。急に海外出張の予定が入り、往復の飛行機の中で暇つぶしに読む本を買うために予めリストを作っておくと便利だ。同じように、急に休みが取れた場合に、旅行に行く場所や借りたいDVDのリストがあると便利だからである。
2.6 条件付き ToDo
「秋葉原に行ったら買いたいモノ」が、これに当たる。私の場合、電子工作の部品が多い。抵抗なんか一本5円とか10円だから、抵抗だけを買いに行くなんて電車代の無駄である。だから、秋葉原に行った時についでに買うためのリストを用意してしまう。他にも「ハンズに行った時買うモノ」などがある。

3.一時的な ToDo
3.1 急に発生した ToDo
メールを見て返事しなきゃならん、とか、電話を受けて、だれかに知らせるとかだ。短期的な ToDo と似ているかもしれないが、必ずしも「短期」で処理できるとは限らない。
3.2 他の ToDo をブレークダウンして得られる ToDo
例えば、「海外に行く」と言う ToDo から、「パスポートの確認」「航空券の購入」「ホテルの予約」なんかが発生する。
3.3 他の作業中に発生した ToDo
何かを作っていて機能追加をしたくなるとか、不具合が発生して、その修正もしくはバグ取りをすると言った ToDo。

こんなものかなあ??

これらの ToDo 、どうやったら管理できるんだろう?
何か抜けているような気がする。

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April 25, 2005

Zaurusのバッテリー制御

e007
以前の記事で、私のZaurusのバッテリーが劣化して居ると書いた。流石に中国に行っている間に完全に使えなくなると困るので、出発前に新しいバッテリーを購入した。どうやら、SL-C3000 用にバッテリーが更新されたようで、コスト・寸法・質量据え置きで、充電容量が増加して居るようだ。
バッテリーを交換してから、至って調子が良い。AirChinaの飛行機の中でも安心してブログ用の絵を書くことができた。
しかし、解せないことがある。私のZaurusは2003年7月の購入だが、2005年3月、つまり約1年半で何故バッテリーが劣化してしまったことだ。
私はリチウムイオンバッテリーの専門家ではないが、一般的な常識なら知って居る。充放電回数が約500回で寿命が来ると言うことだ。
一回の充放電の深さに依存性は無い。深く使っても、浅く使っても、一回は一回だ。だから、一回充電すれば、できるだけ、バッテリーをフルに使い切った方が、バッテリーが長持ちする。
私の通常のZaurusの使い方だと、一回充電するとバッテリーを使い切るのに、三日から一週間かかる。仮に三日毎に充電しても、500回充電するには1500日、つまり、4年強はバッテリーはもつ筈だ。
それにも関わらず、私のバッテリーは約1年半で劣化してしまった。何故なのか?

理由は判って居る。無線LANだ。

私はネットワーク接続に無線LANをメインに使って居る。Zaurusに装着するCF型の無線LANカードは、電力消費が大きく、あっと言う間にバッテリーを使い切る。先程「私の通常のZaurusの使い方だと三日から一週間」もつと書いたが、それはスタンドアロンで使った時の話だ。同じバッテリーが「無線LANカードの使用中だと30分から1時間」で使い切ってしまう。

私の使用して居る無線LANカードが、特に電力消費が大きい訳ではない。どのメーカーの、どんな無線LANカードでも消費電力は似たようなものだし、有線LANによるネットワーク接続も、多少の差はあれ、スタンドアロンで使うよりは、電力消費は増加する。要は、ネットワーク接続は、スタンドアロンで使用する時よりも電力消費は大きくなるのだ。

私が、無線LAN経由でネットワーク接続するのは、戸外のホットスポットの場合はほとんどなく、主に我が家の中である。無線LAN使用中は電力消費が増加するが、AC電源が近くに有るので、ネットワーク接続する時はACアダプターを使うことが多い。
ここで問題が起きる。ACアダプターを使うと、自動的にバッテリー充電モードになってしまうのだ。

毎日メールチェックをすると、毎日バッテリーを充電するのと同じことになる。これなら、バッテリーが一年半で劣化することも納得できる。

納得できないのは、何故、ACアダプターを使うと、否応無しにバッテリー充電モードになってしまうかだ。
バッテリーが十分残って居る時は、バッテリーには充電せず、Zaurus本体と無線LANのみに給電するモードを選べるようにしてもらいたかった。

想像するに「ACアダプターを接続した後は、フル充電にしておいた方がユーザーに親切」と思ったのだろうが、はっきり言って余計なお世話だ。
むしろ、ACアダプター使用時に「充電する」「充電しない」の二つのモード切り替えを用意した場合、「使い方が分らない」とか「ACアダプターを接続したばかりなのに充電されてない」と、知識の無いユーザーからクレームが付く事を恐れて、今のような設計にしたんじゃないかと勘ぐってしまう。

だが、もしそうなら、心配は無用だ。
Linux Zaurus に「知識の無いユーザー」からのクレームは、ほとんど有り得ないだろう。
今時分、好き好んで「Linux」で「Zaurus」な「PDA」を使かって居る奴なんて、「マニア」しか残って居ないのだから。

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April 24, 2005

中国製のシステム手帳(続編)

240835282408360824083635水城さんに、システム手帳を見せたら、こう言った。
「ブログのイラストから想像していたので、もっと安っぽい作りかと思っていた。意外とちゃんとした作りだと示すには写真を載せた方が良い。」と
確かに、イラストだけからだと、どう言う作りか判らない。
水城さんのアドバイスに従って、写真をアップする事にした。
上の写真をクリックすると大きな画像になる。大きいので注意して欲しい。

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April 19, 2005

理想のPDA(番外 中国編)

z003
「理想のPDA」とか銘打っておきながら、PDA のライバルのシステム手帳の話題で失礼する。
中国の北京のデパートでシステム手帳を買ってしまった。バイブルサイズで、リフィルを止める金具のリング径が 25mm 、中国語の2005年デイリーカレンダー付きで、50 元 (約 650 円)だ。
同じコーナーで fILOFAX 等が、日本の相場の 1.5 倍くらいの値段で売って居たから、目茶苦茶安い。
日本でもバイブルサイズのシステム手帳が、1000 円未満で売ってる事は、まず無いから、やはり相当安いと思う。
今まで使って居たシステム手帳は、リング径が 8mm で、リフィルが入りきらず、大きいリングのシステム手帳が欲しいと思って居たところだ。と言う訳で、即買いである。
メーカーは「上海康尼文具用品有限公司」と言う。如何にも中国製だ。「康尼」は「KENY」と発音するらしい。表は合成革なんだが、良くできて居て、「650円」と言わなきゃ、安物とばれないだろう。
早速、使ってみる。元々入って居たリフィルは外してしまった。旧暦の入ったカレンダーも付録の中国の単位系の換算表リフィルも、面白いのだが実用性は無い。そもそも、スケジュール管理は、Zaurus で行って居るので、システム手帳にカレンダーのリフィルは必要が無い。その代わりに今まで使って居たシステム手帳から、リフィルを入れ替える。バイブルサイズは全世界共通なので、この点便利だ。
実際に使ってみると、リングの開閉が固い以外は、特に不都合は無い。元々のシステム手帳はスリムタイプだったので、それに比べると携帯性は悪くなって居るが、これは「中国製」システム手帳のせいではない。
それ以上のコメントは、もっと使い込まないと、できないだろう。

同じ北京のデパートで、Linux Zaurus を見つけた。型番は「SL750C」。日本の「SL-C750」と同じなんじゃないかと思う。見た目もそっくりだし。
値段は、6980元。約9万円である。高い!! これは買えんわ。
しかし、「Linux Zaurus はアメリカから撤退」と聞いて居たが、あれはアメリカだけの話で、中国では売って居るのか。
それにしても高い。

中国で生産して居るモノは安いんだが、輸入して居るモノは高い。
当たり前か!

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April 14, 2005

理想のPDA(その3)

z002
以前の記事で、「私は ToDo 管理で破綻する」と書いたが、具体的にどんな状況になるのかを書いてみよう。

システム手帳や自己管理に関する本を読んだところ、共通して書いてあるのが、「やるべきことを書き並べ、一覧できることが重要」とある。
そこで、その日、一日だけの「やるべきこと管理」から、始めることにする。まず、「今日、やるべきこと」を書き出す。例えば、「誰某に電話する」とか「何とかの報告書を仕上げる」とかだ。システム手帳の ToDo 管理用リフィルを使っても良いし、PDA の ToDo 管理プログラムでも良い。両方無くても、普通の紙に書いただけでも十分役に立つ。できあがった「やるべき事リスト」の量は、もちろん、人にもよるし、日にもよるが、私の場合、10項目から20項目程度になる。
そのリフィルなり、PDA の「やるべき事リスト」を見ながら実行し、片付けた順にチェックし、消して行く。

この方法は、非常に上手く行き、有効だ。少なくとも、始めた当日と、一週間くらいの間は。

ところが、片付けられなかった「やるべき事」の項目が、次の日に持ち越され、日に日に溜まったあげく、パンクしてしまうのだ。

「やるべき事を、その日の内にやらなかった貴方が悪い」と言われそうだ。
確かに、それは正論である。
だが、そもそも、「やるべき事」を何とかのしようとシステム手帳なり PDA を使おうとしているのだから、そう言った正論である片付けられては、先に進めない。
そこで、もう少し、自分の行動を分析し、どう言ったプロセスで、片付けられなかった「やるべき事」が溜まって行くのか、見てみよう。

まず、「やるべき事リスト」を見ながら、適当に一つずつ「やるべき事」を実行する。この時、その日の内に片付けないと本当にまずい「緊急性の高い事」は実行する。その他では、「やり易い事」や「やって楽しい事」を実行してしまう。

残るのは「やるのは面倒で気が乗らないが、取り敢えず今日やらなくても困らない事」が、残ってしまう。例えば、「歯が痛いけど、我慢できない訳ではないが、一度、歯医者に診てもらう事」とか「気難しい人に挨拶のメールを出す事」などがある。これらは、「今日やらなくても明日やればいいや」と思って居る内に、ずるずると引延されて行く。
また、「作るのに一週間くらいかかる文書の作成に、締め切り一週間前の今日から取り掛かろう」等も、これに当たる。「一日くらい、文書の取り掛かりを送らしても問題無いだろう」と、文書作成の開始を遅らせる。実際、一日、開始を遅らせ、六日で文書を作ることになっても、そんなに大きな問題とはならない。
それが、一日延ばしが、二日、三日となり、いよいよ明日が締め切りとなって、あわてて取り掛かるのである。どうにか締め切りに間に合わせるのだが、本来、一週間かかる文書を二日で書くのだから、当然クオリティは落ちる。

片付かない「やるべき事」には、やるきで始めたのだが、終わらなかった事もある。例えば電話したら、相手が海外出張で、一週間連絡が取れない場合もある。
私の場合、モノ作りやプログラミングが多いのだが、作ってみると、もっと細かい作業でやるべき事があることに気付いたり、新たに必要な部品や機能が欲しくなったりする。また、不具合やバグが出ると、その修正作業が発生する。
これらの新たな作業が、その日で処理できれば良いが、そうでなければ、片付かない「やるべき事」の仲間入りだ。

短期的な片付かない「やるべき事」ばかりではない。
「ToDo 管理」を始めた当初は、上手くいって居るので、欲が出て、長期的な「やるべき事」とか「やりたい事」を書き始める。「今年中に大論文書く」とか「山登りをしたい」とか。具体的な計画が無いので、片付かない「やるべき事」になってしまう事が多い。
また、「今度、秋葉原に行ったら、何々の部品を買う」と言った項目もできる。これも、その日に買いに行けないので片付かない「やるべき事」になる。

こうして溜まった、片付かない「やるべき事」は、明日の「やるべき事リスト」に加わる。明日もやらなきゃ、その次で、雪だるま式に増える。システム手帳の場合、紙のリフィルだから、手で書き写すのが大変だ。
PDA にすれば、自動的にコピーするから、楽になると思ったが、「やるべき事リスト」の増える速度が増すだけだ。

その内、訳の判らない項目が増殖し始める。そもそも、その日に片付けようと「誰々に電話」と言った簡単な書き方をして居るので、何のための電話か判らなくなる。こう言った項目は恐くて消せない。

かくして、片付かない「やるべき事」は増え続け、百・二百となる。もう見るのも嫌だ。
今日の「やるべき事リスト」も止めてしまう。「やるべき事リスト」を作る時、どうしても片付かない「やるべき事」をチェックする必要があり、気が重くなって、何もする気が起きなくなるからだ。

分類や優先度付けをすると良いらしいが、上手く言った試しが無い。

「計画性が無いからだ」「怠け者の面倒臭がり屋だからだ」と言われそうだ。

確かに、その通りだ。正論だ。
しかし、正論だけ言っても、じゃあ、どうやったら「計画的に行動できるか」「怠け者の面倒臭がり屋でなくなるか」の答えになって居ない。

まだまだ、考察することがありそうだ。

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April 06, 2005

理想のPDA(その2)

z001
南の島で目覚めた私は、呆然とした。
「今日、俺は何をしたらいいんだ!?」

20年前、大学院を出立ての頃の話である。
就職してから一カ月間の研修期間を経て、南の島に配属された。赴任してから、二週間ほどは見るもの聞くものが珍しかったのだが、それにも慣れてくると喪失感に襲われた。
「自分が何をしたら良いか分からない」
小学校から大学2年くらいまでは、時間割通りに行動すれば良かった。大学の研究室時代も指導の先生に従っていた。一カ月間の研修期間も東京の本社で、新人研修のカリキュラムに沿っていれば良かった。
それが、職場に配置され、実際に仕事をする段になって、「自分が何をしたら良いか分からない」状態になってしまった。
「何をすれば良いんだ、誰が何をすれば良いか教えてくれるのか?」

それまで、親なり先生なりの言う通りにして来たのが、自分で決めなきゃいけなくなって、そのギャップに苦しんだわけだ。
まあ、言ってしまえば、学生気分の抜けない甘チャンの戯言だな。いわゆる五月病も、こう言った状態なんじゃないかと思う。

今となっては上の疑問に対する答えは明らかで、

「自分のやることは、自分で決めるしかない」

のである。

自分の若かりし日の甘チャンぶりを弁護するつもりは無いが、PDA なり システム手帳 なり、いわゆる「自己管理」の基本になる原点が、上のような「今日、俺は何をしたらいいんだ!?」と言う感情では無いかと思う。理想のPDAを考える前に、原点の戻る必要があると感じたので、20年前の自分を例に持ち出した。

「今日、俺は何をしたらいいんだ」と感じた後、PC-9801をローンで買った。何をすべきか教えてくれるような機能なりソフトなりがあるかと淡い期待をしたのだが、そんなモノは無かった。
その後、システム手帳は、A5 サイズ、六穴ミニサイズ、バイブルサイズと買い替えた。システム手帳関連の書籍でも「Aタイム」や「7つの習慣」を初め、たくさん読んで見た。PDA も、Palm や Zaurus と買い替えた。最初は良いと思ったシステム手帳も PDA も、やはり理想的ではない。結局、20年前の自分から、そんなに進歩している訳じゃなくて、常にジタバタともがいているだけなんだろう。
PC-9801を買った理由も、今となっては「阿呆らしい」の一言だが、いまだに人気の衰えない(と言うか人気が復活した)システム手帳も、PDAも、パソコンも、購入者の多くが同じような期待を持っているんじゃないかと思う。

ただ、色々読んで、おぼろげに「自己管理」が見えてきた。その視点で、システム手帳なり PDA の機能を見直してみる。

システム手帳なり PDA で、「今日、俺は何をしたらいいんだ」に応える機能は、「スケジュール機能」と「ToDo機能」である。

まず、「スケジュール機能」であるが、要は「何月何日何時に何をやる」と「予定」を書き込むだけのモノである。主に「会議の予定」とか「出張の予定」「人に会う予定」等が、書き込む対象になる。
私の場合、卓上のミニカレンダーにスケジュールを書き込む事から始めた。その後、800円位で売っている手帳やシステム手帳を経て、現在では Zaurus 上で datebook2-xml と言うフリーソフトを使っている。
この予定を管理する「スケジュール機能」に文句は無い。と言っても、「スケジュール機能」については、800円位で売っている手帳で管理していても全く問題は無いので、何万円もする Zaurus を買う意味は無い。

問題は、次の「ToDo機能」だ。私の場合、システム手帳であれ、PDA であれ、この「ToDo機能」でつまずいている。ToDoを使い始めた最初こそ、うまく行くのだが、その内、「処理し切れないでたまったToDo」に埋もれてしまうのだ。

この辺にこそ、「理想の PDA」への鍵が隠されているかもしれない。
つづく・・・(たぶん)

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March 30, 2005

理想のPDA

z000
今現在、Linux Zaurus SL-C760 を使って居ることは、既に書いたが、PDA として正しい使い方をして居るとは言い難い。私の PDA 歴は、Zaurus の前に Palm m100 を使っただけなので、PDA について精通して居るわけではないが、少なくとも私の Zaurus の使い方の大部分が PDA として間違って居ることは分かる。

本来の PDA として、正しい使い方は、やはりスケジュール等の個人的な情報管理ツールだと思う。そう言った使い方の場合、携帯性が重要になるのだが、Zaurus SL-C760 の携帯性が万全ではない。

もう少し、重量が軽く寸法が薄いとワイシャツのポケットにも入って携帯性が良くなると思う。そのためにはキーボードが無くても良い。また、画面表示も問題だ。SL-C7XX の画面は、640x480 の VGA の超微細表示は良いのだが、暗くて昼間の野外では全く使いモノにならない(SL-C1000 や SL-C3000 の画面はどうなんだろう?)また、バックライトに無駄に電力を食って居るようにしか見えない。どうせ、超微細表示にしても、肉眼の限界を超えて居るんだから、320x240 の QVGA で十分だから、消費電力が少なくて、明るい方が良い。

消費電力の話が出たんで、関連で話をすると、Zaurus のバッテリーのもちの悪さは酷すぎる。 Palm m100 は、アルカリ単四が2本で2カ月もったぞ。まあ、カラーなんだから、リチウム・イオンなのは仕方ないとして、一回充電したら、2カ月くらいはもって欲しいものだ。普通に使って居ると一週間くらいで、バッテリーが無くなる。最近、バッテリーが劣化したようで、2日間位で駄目になる。バッテリーを買い替えると 8,400 円もするようで、結構痛い。

SL-C3000 には 4G の HDD が付いて居るが、PDA としての使い方に限定すれば、HDD は不要だろう。

こうして見ると、私にとっての理想の PDA は、最初の Linux Zaurus である SL-A300 に近い。強いて言うなら、 SL-A300 よりも「画面が大きい方が良い」「メモリーを多く、電源 OFF でもデータが消えないように」「USB のホスト機能を! それさえあれば、外部キーボードは幾らでも選び放題」「贅沢言えば、無線LANとカメラは内蔵して置いて欲しい」だろうか?

しかし、SL-A300 の後継機が出る可能性はあるのだろうか?
シャープから出て来るは、SL-CXXX 系列の Zaurus ばかり。それどころか、PDA 自体の市場が急速に縮まって居るようだ。結局、私だけではなく、Linux Zaurus を買った人は、正しく個人的な情報管理ツールとして使って居ないことになる。

ところで、今一度考え直してみると「正しく個人的な情報管理ツールの使い方」って、何だろう?
この書き込みでも、最初に「正しい使い方は個人的な情報管理ツール」と、さらっと流して書いて居たけれど、「理想の PDA」についてハードウエア的要件を並べてはみたら、「個人的な情報管理」の本質に逆戻りしてしまった。

本当に管理すべき「個人的な情報」って何だろう?
それを「どう管理」すべきなんだろう?

それが分かって、初めて「どう言ったツールが有効か?」、そして「有効なツール」としての「理想の PDA」になる。

「理想の PDA」とは何だろう?
考えれば考えるほど分からなくなってしまう。

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