ぼくの夏休み
某有名ゲームシリーズの最新作じゃないけど、瀬戸内海の小島で夏休みを満喫してきた。
場所は、大三島。尾道と今治を結んでいる瀬戸大橋「しまなみ海道」中の一つだ。水軍の伝説も、ちゃんとある。
四国側から入ったので、大島、伯方島、大三島の順で三番目の島である。
まず、四国の今治から瀬戸大橋に入ると、今治と大島を結ぶ巨大な吊り橋が見えてくる。
と、橋の脇に、細くて大きなループが見えてきた。海沿いの道から登ってくるループだから、数十メートルの高さだろう。この橋、自動車は高速道路のみだから、一体なんだろうと思ったら、自転車道だ。
巨大な吊り橋の中央レーンは自動車専用だが、両側に歩行者と自転車の走れるレーンが設けてある。
しかし、あの細くて、大きなループを何十メートルも自転車で登って来たら、疲れるだろうし、高所恐怖症の人は、たまらんだろうな。むしろ、下りの方が怖いか? もしもブレーキが壊れたら・・と思ったら。
次の島は、伯方島である。かの「伯方の塩」で有名な島だ。この伯方島にかかる橋にも自転車レーンがある。どうやら、しまなみ海道の橋には全て自転車レーンがあって、本州と四国を自転車で渡ることができるらしい。そう言えば、明らかに夏休みに自転車ツーリングしていると思われる人が沢山居る。サイクリングマニアには、有名な場所なんだろうか?
次は、大三島だ。伯方島と大三島を結んでいる橋は、そんなに大きくない。大三島に宿をとっているので、島の中の海水浴場で泳ぐ。
瀬戸内海は綺麗で、波も無い。瀬戸内海を大阪湾と同じくらい汚いと思っている人がいるようだが、瀬戸内海は西に行くほど綺麗だ。尾道〜今治くらいまで来ると、流石は国立公園と言えるほど美しい。ポニョの舞台になったのも尾道のちょっと東くらいらしい。
浮き輪につかまって、ぼぅっと浮かんでいると、息子が水をバシャバシャかける。至福のひと時である。
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Comments
>自転車ツーリング
そうです。サイクリングの名所です。「しまなみ海道 サイクリング」で検索すると色々出てきます。
Posted by: 松浦晋也 | August 15, 2009 07:31 PM
多島海文明、多数島嶼国家など、小惑星居住構想の社会システムに共通するアイデアがありそうな感じがします。「海の都の物語・ヴェネチア共和国の一千年」塩野七生:新潮社、を読んで、一脈通ずるところがありそうな感じがしました。
瀬戸内海の水軍・海賊は、ミニ・ヴェネチアと思いますから、現地踏査の感触は(複数の)小惑星居住構想の構築に役立つ点がなかったでしょうか?
夏休みモードを壊すコメントであったならば、ゴメンナサイ。趣味際人
Posted by: 趣味際人 | August 16, 2009 06:39 AM
松浦さん、
「しまなみ海道 サイクリング」でググったら、沢山出てきました。確かに、実際に見ると時間があったらレンタサイクル借りて走れば良かったかと思いました。
趣味際人さん、
瀬戸内海の小島と小惑星との関連は、言われるまで気付きもしませんでした。
確かに、そうですね。
私の場合、島と言えば、種子島に住んだことはあるのですが、種子島は大き過ぎて(長さ50キロ)、小惑星の中では例外的に大きな部類に入ります。また、太平洋のど真ん中で、とても隣の屋久島まで、遠くて波が高くて、プロの船乗り出ないと行けるとは思えません。
むしろ、瀬戸内海の小島の方が小惑星に近いでしょう。
瀬戸大橋のある島は当然のことですが、橋の無い小さな島にも、人が多く住んで生活しているのは驚きです。
島と島が近く、海が穏やかで、私でも小さな船で渡れると思えてしまうような瀬戸内海の環境のおかげでしょう(とは言え、島と島の間の潮流はヤバいらしい・・)
小舟や(橋があれば)自転車で行き来できる小島と、蒸気ロケットで行き来する小惑星の対比は面白いです。
大三島に行く前に気が付いていれば、そういう目で見てきたのに・・と思ってしまいました.
Posted by: 野田篤司 | August 16, 2009 08:27 AM