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July 30, 2009

萌え衛星

E161筑波宇宙センターの図書室に借りていた本を返しに行ったら、新刊コーナーに「現代萌衛星図鑑」が置いてあったのを見つけて、すぐに借りた。

この本、最近では、私の「宇宙暮らしのススメ 」とアマゾンの「宇宙学・天文学」で4・5位を争うライバル(?)である。なかなか、本屋で見付ける事ができない貴重(?)な本が図書室にあるとは思わなかった。

実は、先日取材を受けたと言うセレーネ2のプロマネ(正式にはプロジェクトになっていないので、プリ・プロジェクトリーダー・・の筈)のH本さんに見せてもらったことがある。が、その時はパラパラとめくって見ただけで、ちゃんと読んでは居なかった。

改めて読んでみると、絵は萌え系かも知れないが、中身はしっかりしている。

ちゃんと取材しているのかと、すぐに「きく7号 おりひめ・ひこぼし」のプロマネのO田さんと中心的メンバーのK野さんに本を見せると「取材には来ていない」とのこと。
それにしても、良くできているので、両氏とも「これは面白い」と大絶賛。

私自身ひまわり4号と5号に関しては静止軌道投入制御シーケンスを作ったり燃料計算しているので、自分が関わっている衛星が書いてあると、ちょっと嬉しい。(ちなみに、ひまわり1〜3号の制御シーケンスと燃料計算は、歌島さん)

ところで、私の本もオビの絵を見て「萌え系書籍」と思う人が居るかもと紹介されていたりするが、マンガサイエンスから抜け出た あやめちゃんと あさりちゃんを見て「萌え系」と思う人がいるのだろうか?

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Comments

「宇宙暮らし~」拝読。7・31面白く読了しました。
実は、第3章から逆の順番に読みました。半可通にはこの方が読みやすいみたいです。

アークヒルズの丸善で店頭に無く、他店在庫取り寄せで、3日目に入手しました

手前味噌ながら、模型飛行機屋は次の点で小惑星住人に適性があるようです。
1、 多種の工法を、「広く浅くではあるが知っていて、
必要に応じてへたくそであっても現実に使ってみる勇気を持っていること。
  イギリスに、「AEROMODELLER」誌という、戦前から続いている模型飛行機雑誌がありますが、その出版社がアマチュア向けに発行している工法手引き書(単行本)には、模型飛行機向けのバルサ細工や塗装に加えて、旋盤などの機械工作、板金、鍛造、鋳造などの諸工法が、(イギリスの家庭の)裏庭で出来る規模で書かれています。
  (私は、現役時代に大きな鋳物・機械加工工場の原価計算を担当していた時期がありますので、これらの文献の現実性は評価できます。)
2、 模型飛行機屋は過去に根本的な材料の変革を経験して、工法・加工用具・構造設計などを一新した経験を持っています。小惑星の資源を前提としたモノの製造システムの創造に対しては、このようなノーハウが役に立ちそうです。」

そもそも20世紀初頭に模型航空活動が始まったとき、今まで無いモノの製作が要求されましたので、作り方についてはゼロから発想しなければなりませんでした。もっとも、
この時代は実機との垣根が低かったので、実機のまねをした硬木と金属の接合材という工法が使われ、必ずしも独創ではありませんでした。
然るに、1930年ころにバルサ材という独特の強度・剛性を持つ軽量素材が導入され、工法・構造・工作用具など一新しました。我々はこれを「バルサ革命」と呼んでいます。

小惑星で自給して、素人細工に近いレベルでそれなりの機能を持つ小惑星間連絡ロケットなどを作り上げるには、上記のようなアバウトな工作技術とカミカゼ特攻的な勇気が必要に思えます。
次著では、小惑星開拓民の、少人数が持てる程度のものつくり技能と、小惑星の資源に制約される物つくりシステム(資源・製造設備・製品の構造設計など)の具体的分析を期待します。趣味際人


Posted by: 趣味際人 | August 02, 2009 at 06:56 AM

趣味際人さん、読んでいただいて有り難うございます。感想を聞かせていただいて嬉しいです。

おっしゃる通り、模型飛行機を初め、自分で物を作る趣味を持っている人、特に、色々と創意工夫して、新しい作り方に挑戦している人こそ、小惑星開拓に向いているような気がします。
もちろん、私も少年時代から模型飛行機に、のめり込んだ口です。まさに小惑星の住人に適性ばっちりと言うわけですねえ。

Posted by: 野田篤司 | August 02, 2009 at 04:35 PM

「萌衛星」は書店で見ました。 個人的には、ああいう「無茶な絵」を描く人がいるのは嬉しいですが、「宇宙暮らし」のほうだけ買いました。
「あやめちゃんと あさりちゃんを見て」、萌でもいいんじゃないでしょうか? 「宇宙少女萌」とか(「ソラカケ」かい!)、「科学少女萌」とか。(ジャンルがどんどん偏っていく・・・)

Posted by: 美村蔵親 | August 22, 2009 at 03:42 PM

美村蔵親さん、どうも有難うございます。
「宇宙少女萌」とか「科学少女萌」あやめちゃん・あさりちゃん萌も良いかもしれません。

実は「ソラカケ」ってキーワードが判らなくて、グーグルで画像検索かけてみました。
何となく・・・判りました。

Posted by: 野田篤司 | August 26, 2009 at 10:10 PM

同じ三才ブックスでアリエナイ理科の教科書という本で簡単なロケットの作り方及び簡易ロケットエンジンの作り方が掲載されていますけど…。野田さんは読んだ事はあるのでしょうか?それと真鍋譲治さんのかつ丼日記に改造戦車の模型がよく出てきます。

Posted by: ラヂオランチ | October 25, 2009 at 01:18 PM

ラヂオランチさん、ようこそ
「アリエナイ理科の教科書」って読んだことありません。面白そうなんで、今度書店に行ったら探してみます。

真鍋譲治さんって、「キャラバンキッド」ですよねえ?
結構好きだったんですが、今、そういうことしてたんですねえ。

Posted by: 野田篤司 | October 25, 2009 at 04:48 PM

すみませんアリエナイ理科の教科書の正式な名称はアリエナイノ教科書Cです。炭酸ガスレーザーの作り方やEMPの作り方が掲載されています。真鍋譲治さんはエロマンガ家になられています。私はそれでも好きですけどね。

Posted by: ラヂオランチ | October 25, 2009 at 06:42 PM

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