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December 03, 2006

Linux 2題

E075Linux その 1
月刊「Linux World」が今月号で休刊だ。一年前に「UNIX USER」からリニューアルした「Open Source Magazine」も来月号で休刊である。まあ、休刊と言っても実質上の廃刊と言って間違いないだろう。
数年前から、PC UNIX 系の雑誌の廃刊が続いて居る。まず、BSD 系の雑誌が廃刊になり、LINUX JAPAN などLINUX 系の雑誌の廃刊が続いた。

「Linux World」の休刊号には「Linux が十分に認知されたので、TIPS 集としての雑誌の必要性がなくなった」との見方も書かれて居たが本当だろうか?

私の場合、本流よりも傍流を好む傾向なので、楽しんで読んで居る雑誌が廃刊になるケースが多い。10年程前の OS/2 系雑誌の廃刊や数年前のモバイル PC 系と PDA 系の雑誌の廃刊が、それだ。

流石に、これらの経緯から推測すると、「Linix の将来も危うい」と思わざるを得ない。

だが、今回は、傍流系の衰退だけと言い切れない気もしてならない。本流のパソコン雑誌の廃刊も目につくからだ。
老舗の ASCII の廃刊が、その良い例だ。(リニューアルした ASCII が、ASCII と言えるか? 私は、1977 年から ASCII を読んで居るけど、今の ASCII は認めたくない)

PC の方も、先が無いのだろうか?

Linux その 2
最近、SL-A300 を手に入れた。Linux Zaurus を使わなくなった人が居て、玉突きで余った SL-A300 が舞い込んで来たのである。
キーボードが無いので、長文を打ち込むことはできないが、軽く携帯し易いので、 PIM の原点に帰れば、むしろ普段使って居る SL-C860 よりも使いやすいのかもしれない。

残念な事に、SL-A300 は発売後 4 年も経つのに後継機が出て居ない。メモリを増やして、USB ホストを付ければ、なかなか面白い PDA となると思うのだが。
後継機が出て居ないと言う意味では、キーボード付きの SL-CXXX シリーズも同じである。今年の春に SL-C3200 が出て居るが、これは旧機種の HDD を容量アップしただけで、本当の意味でのバージョンアップでは無いだろう。SL-C3000 の登場以来、2 年も新機種が出て居ない。

だが、PDA 全体を見れば、HDD 容量アップだけとは言え、機種が更新されて居る Zaurus は、まだ幸せな方で、Zaurus 以外の PDA は、ほとんど壊滅状態である。

WZERO-3 を始め、PHS や携帯端末のスマートフォンも、どうにもブレークしきれて居ない気がしてならない。

なんか、Linux と言い、PDA と言い、PC と言い、元気が無いなあ。

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Comments

ご無沙汰しております。
Linuxのデスクトップ用途に関しては絶望的な状況ですが、エンベデッド用途では着実に市場を拡大させております。
UNIX誌の休刊は、デスクトップ用途の縮小によるものだと認識しております。
いささか楽観的に見られてしまうかもしれませんが、まだまだ十分にいけると思っています。

Posted by: oono-n | December 03, 2006 at 11:25 AM

今年の春まで大学工学部に所属しておりましたが、教授陣がアンチMSの一枚岩(笑)。
Windowsプレインストールの NotePC も Linux とのデュアルマシンに設定。
でも、誰も OpenOffice のプレゼンテーションは使わない。
アンチの先鋒ですらこれなのですから、個人PCとしては、まともなオフィスもお絵かきも無いものは、無料で優秀な OS でも普及しないでしょう。
PC雑誌については、ネットの普及とか、各人が必要な情報が細分化しすぎて雑誌ベースでペイしないとかの事情かと推察されます。
あとは古い記述ですが、個人的には↓が一番納得しました。
http://www3.coara.or.jp/~tomoyaz/higa0005.html#000501

Posted by: HAL.T | December 03, 2006 at 04:37 PM

PC系雑誌の廃刊が進んでいるのは、
PC自体の日用品化が進んで、いじる層よりそのままで使う人が増えてきたからじゃないかと思います。

あとは先鋭化した層対象の雑誌だと紙媒体よりwebへ流れる割合が多いのかもしれませんね。

Posted by: inu | December 03, 2006 at 06:09 PM

oono-n さん、御無沙汰しております。
その節は、御迷惑お掛けしました。(知らない人が読んだら、何と思うであろう?)

HAL.T さんと inu さんは、何回目かですよね、コメントもらうの。
皆さん、有難うございます。

HAL.T さんの教えてくれたリンク先、興味深く読ませていただきました。

やはり、デスクトップ用途は絶望的なのですかねえ。私は、Debian Linux を使っていますが、Ubuntu あたりは初心者でもインストールできそうで良いと思うのですが。

OpenOffice は、まともに使えますよ。お絵書きに至っては、OpenOffice Draw の方が、MS Office のお絵書き機能より、ずっと優れています。

アンチの先鋒ですら、OpenOffice 使わないようじゃ、困ったものですね。私は職場以外では、文書作るときは数式主体なら TeX で、Draw 画主体なら OpenOffice Writer を使っています。
プレゼンテーションも OpenOffice の Impress で十分使えます。PowerPoint とカーソルキーなどの役割が微妙に違うので、戸惑う人も居るようですが、アニメーションも含めて、ちゃんと表示できます。

普通に使う分には、もう Linux は十分使えるレベルになっていると思うのですが・・・

やっぱり、絶望的なんですかねえ。

Posted by: 野田篤司 | December 03, 2006 at 11:01 PM

再度のコメント失礼します。
まず、フツーの人は、プレインストールの PC 買って、何のカスタマイズもせずそのまま使うのが大半です。
OSのインストールなど、彼らライトユーザー(しかし市場の大半を占める)にしてみればアイガーの北壁。
また、今の Win や mac の GUI に慣れたユーザには、ターミナル開いてコマンド打ち込むのも、嫌われる一因では無いでしょうか。
(少なくとも、学生諸君には非常に評判が悪かった)
最近では「iPodとiTunesの為にmac買う」という音楽+映像に特化した層も増えていますから、デスクトップLinuxの立場はますます苦しくなっていくのではないでしょうか。
でも、苦しくはなっても、絶滅することは無いと思っています。
だって、まだ、unixマガジンが残っているじゃないですか。

Posted by: HAL.T | December 04, 2006 at 01:57 AM

あ、まともなオフィスが無いなどと、暴言を吐いてしまって、申しわけありませんでした。m(__)m
しかし、自分も1年以上前にOpenOfficeをインストールしたんですけど、やはりWindowsオフィスに慣れているせいか、結局使いこなせませんでしたorz

Posted by: HAL.T | December 04, 2006 at 02:11 AM

HAL.T さん、暴言とか全然思っていませんから、ご安心下さい。

確かに、GUIしか使ったこと無い学生にはOSのインストールは、「難しい」と思ってしまうのでしょうねえ。

本当は、ちっとも難しくなのに・・・・。

残念です。

Posted by: 野田篤司 | December 04, 2006 at 09:17 PM

コマンドラインを知らないために、GUIの裏でどういう作業が行われているか想像もしない人が増えました。
情報機器の試験を仕事としているのでそれでは困るのですが、ハードとソフトという区別は出来ても、ソフトに階層があるということを気にしろというほうが、確かに一般的ではないですね。

車だとハードは車、ソフトは人間だけど、コンピュータはその中間があって、しかもそこが一番大きくて意味不明な領域に見えます。
そのあたりを解説する月刊誌も、読者が増えそうもないですね。

道具である以上、必要なことが出来ればよいと考えると、コンピュータもようやく家電の仲間入りをしつつあるのかもしれません。

Posted by: みーや★ | December 11, 2006 at 01:36 PM

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