Main | April 2005 »

March 30, 2005

理想のPDA

z000
今現在、Linux Zaurus SL-C760 を使って居ることは、既に書いたが、PDA として正しい使い方をして居るとは言い難い。私の PDA 歴は、Zaurus の前に Palm m100 を使っただけなので、PDA について精通して居るわけではないが、少なくとも私の Zaurus の使い方の大部分が PDA として間違って居ることは分かる。

本来の PDA として、正しい使い方は、やはりスケジュール等の個人的な情報管理ツールだと思う。そう言った使い方の場合、携帯性が重要になるのだが、Zaurus SL-C760 の携帯性が万全ではない。

もう少し、重量が軽く寸法が薄いとワイシャツのポケットにも入って携帯性が良くなると思う。そのためにはキーボードが無くても良い。また、画面表示も問題だ。SL-C7XX の画面は、640x480 の VGA の超微細表示は良いのだが、暗くて昼間の野外では全く使いモノにならない(SL-C1000 や SL-C3000 の画面はどうなんだろう?)また、バックライトに無駄に電力を食って居るようにしか見えない。どうせ、超微細表示にしても、肉眼の限界を超えて居るんだから、320x240 の QVGA で十分だから、消費電力が少なくて、明るい方が良い。

消費電力の話が出たんで、関連で話をすると、Zaurus のバッテリーのもちの悪さは酷すぎる。 Palm m100 は、アルカリ単四が2本で2カ月もったぞ。まあ、カラーなんだから、リチウム・イオンなのは仕方ないとして、一回充電したら、2カ月くらいはもって欲しいものだ。普通に使って居ると一週間くらいで、バッテリーが無くなる。最近、バッテリーが劣化したようで、2日間位で駄目になる。バッテリーを買い替えると 8,400 円もするようで、結構痛い。

SL-C3000 には 4G の HDD が付いて居るが、PDA としての使い方に限定すれば、HDD は不要だろう。

こうして見ると、私にとっての理想の PDA は、最初の Linux Zaurus である SL-A300 に近い。強いて言うなら、 SL-A300 よりも「画面が大きい方が良い」「メモリーを多く、電源 OFF でもデータが消えないように」「USB のホスト機能を! それさえあれば、外部キーボードは幾らでも選び放題」「贅沢言えば、無線LANとカメラは内蔵して置いて欲しい」だろうか?

しかし、SL-A300 の後継機が出る可能性はあるのだろうか?
シャープから出て来るは、SL-CXXX 系列の Zaurus ばかり。それどころか、PDA 自体の市場が急速に縮まって居るようだ。結局、私だけではなく、Linux Zaurus を買った人は、正しく個人的な情報管理ツールとして使って居ないことになる。

ところで、今一度考え直してみると「正しく個人的な情報管理ツールの使い方」って、何だろう?
この書き込みでも、最初に「正しい使い方は個人的な情報管理ツール」と、さらっと流して書いて居たけれど、「理想の PDA」についてハードウエア的要件を並べてはみたら、「個人的な情報管理」の本質に逆戻りしてしまった。

本当に管理すべき「個人的な情報」って何だろう?
それを「どう管理」すべきなんだろう?

それが分かって、初めて「どう言ったツールが有効か?」、そして「有効なツール」としての「理想の PDA」になる。

「理想の PDA」とは何だろう?
考えれば考えるほど分からなくなってしまう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 29, 2005

システム・エンジニアリング

se000

囲碁や将棋のルールって、意外と単純だ。
将棋の場合、駒の種類や動き方も、そんなに多くない。囲碁に至っては、白と黒の石しかないし、動くこともできない。ただ、相手の石を囲んだら取ることができる、それだけのルールだ。

ルールが簡単だからと言って、囲碁や将棋がゲームとして単純だと思ったら大間違い。奥の深いゲームで、もう千年を超える歴史を持つであろうに、いまだに新しい定石や戦術が生み出され続けて居る。
単純なルールなのに、その組合せは天文学的な数になり、実質上無限にあると言っても過言ではない。だから、囲碁や将棋の名人達は常に新しい戦術を、その中に見つけることができる。最新のコンピュータをもっても、囲碁や将棋の全てを解析することどころか、人間に勝つことすら、まだ何十年も不可能だろう。

ブロック型の玩具も、そうだ。囲碁や将棋ほどの歴史は無いが、単純な形状のブロックの組合せは、やはり無限だ。

「単純なモノの組合せでも、その可能性は実質上無限にある」
まずは、これを理解して欲しい。

「当り前じゃないか!?」と思った人も多いだろう。しかし、この当り前のことが、「技術」に対して理解して居ない人が、日本人には余りにも多い。

技術的なモノ、例えば「自動車」の場合、「駒」に当たるのは「エンジン」「タイヤ」「サスペンション」などの部品、「自動車」自体が「ゲームとしての囲碁や将棋」だ。

新しい「自動車」のモデルが発表された時、常に話題になるのが、「最高馬力のエンジン」とか「新方式のサスペンション」を「採用したかして無いか」ではないだろうか?
それどころか、「当り前のエンジン」と「当り前のサスペンション」の組合せでは「新しい自動車と呼べない」とすら、思っては居ないだろうか?

「当り前のエンジン」と「当り前のサスペンション」の組合せだって、数限り無くある。その中に「画期的に新しい自動車」もあるはずだ。
それなのに、何故「エンジン」や「サスペンション」と言った「部分」にのみ注目するのか?

「囲碁や将棋」に例えるなら、「エンジン」や「サスペンション」を変えることは、「石や駒のルールや動き」を変えることと同じだ。「絶対に取られない石」とか「盤の何処にでも飛べる駒」を作っても、「ゲームとしての囲碁や将棋」が良くなるとは思えない。むしろ、ぶち壊しになる可能性の方が大きいだろう。

「エンジン」や「サスペンション」のように、「石や駒」に当たる部分を「要素技術」と言うのだが、明らかに日本は「要素技術偏重」だ。
「ゲームとしての囲碁や将棋」に当たる部分を「システム」と言い、これを如何に良く開発するかを扱うのが「システム・エンジニアリング」である。
日本で「システム・エンジニア」と言うと、「コンピュータやソフトウエアのメンテ屋さん」と言うイメージがあるが、そうではない。

「当り前の要素技術の組合せ」で「画期的なシステムを作る」と言う考え方は、「システム・エンジニア」の中の「システム・アーキテクチャー設計」と言う分野に当たる。

「画期的なシステム」が「当り前の要素技術の組合せ」で作れるなら、それで良い。無理に「新しい要素技術を開発」する必要など全く無い。「当り前の要素技術の組合せ」を熟考した末、どうしても足りない部分だけを取り出し、そこを「新しい要素技術の開発」すれば良い。

この話をすると、多くの人は「そんな古い技術の組合せばかり考えて居ても、当り前の事しかできないだろう。つまらない。面白くない。行き詰まりだ。」と言う印象を口にする。

私は全く逆で、「恒星間宇宙船の開発と言った飛躍的な進歩には、システム・アーキテクチャー設計以外の解決方法は無い」とすら思って居る。

さて、このギャップは、どうしたものだろう。

この説明をすると、もっともっと文章が長くなりそうだ。いずれ、この場で説明すると思うが、時間もかかるので、順を追って、徐々に書き込んでいきたいと思う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 28, 2005

リナザウと玄箱

temp
ホームページを更新してなかったこの2年間、私が最もはまって居るアイテムはリナザウ(Linux Zaurus)である。私の Zaurus は、2003年7月に、ほぼ発売と同時に入手した SL-C760 である。既に2年近く経って居るので、今となっては当然旧式モデルだ。だが、現役バリバリで使って居る。

使い方は、完全に PDA としての使用法を超えてしまった。普段は、Zaurus 自身を Web サーバーとして、これまた Zaurus 自身の Web ブラウザから、日記を書いたり、WikiWikiで文書を作ったりして居る。また、ある時は、gcc でセルフコンパイルでツールの自作を行って居る。実は、この文書を作って居るプログラム自体、自作のものだ。

Zaurus は、浮動小数点演算プロセッサを持たない事とメモリが少ない以外、ほとんど問題なく色々なプログラムを作ることができる。以前、1.3GHz の Pemtium と、やたら計算量の多いプログラムを走らせて比較したら、1000倍も時間がかかった。まあ、軌道解析とか流体シミュレーションを Zaurus でやろうと思う方が間違って居るわけだが。メモリの方も、大量の XML データを一気に DOM に読み込む時に遅くなる程度の話だ。これも一介の PDA に対しては、無茶苦茶な使い方である。

で、Zaurus を使った居ると「普段は何を使って居ますか?」とか「母艦は何ですか?」とか聞かれるが、Zaurus が本当にメイン・マシンになのだ。以前は、ThinkPad 240 が、メイン・マシンで母艦だったのだが、今では、ほとんど電源すら入れない。

じゃ、データの保存とかバックアップとかは、どうして居るかと言うと玄箱を使って居る。玄箱は、2004年7月に購入したもので、これも今となっては旧型である。買ったその日に、システムを Debian に入れ替え、常時電源 ON にして、Web サーバーを初め、色々なサーバーやプログラムを走らさせて居る。無線 LAN を経由して、Zaurus とのデータの同期を取るプログラムも自作で、また、Zaurus で作った文書を PDF 化し、印刷に耐えるようにして居る。今では、業務上の文書を除いて、プライベートな文書のほとんどは Zaurus と玄箱で作成・管理して居る。(業務上の文書は、所属する組織から半ば強制的に MS-Office の使用をさせられて居る)

これら、 Zaurus と玄箱用に作ったプログラムも、このブログで徐々に紹介する予定だ。

なお、玄箱でも計算を多用するプログラムを走らせたら、意外と速かった。どうやら、玄箱で浮動小数点演算プロセッサを持って居るらしい。どちらにしても、玄箱で軌道解析とか流体シミュレーションをやろうと思う方が間違ってのだが・・。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 27, 2005

プロフィール用の写真

このページのプロフィール用の写真のためにと、娘に写真を撮ってもらった。
とても、良く撮れたので、早速、プロフィール写真にアップロードしたら、当の娘が大反対!
「インターネット上に自分の写真を出しているのは、馬鹿丸出し」だそうである。
妻まで、「実名だけじゃなく、写真まで出して、顔を知られたらどうするの」と。
雑誌等に写真付きで出た事も一回では無いので、「何を今さら」と思うのだが、家族中の反対を押し切ってまで、プロフィール写真をアップする気にもなれない。

代わりに、娘に似顔絵を描いてもらって、アップすることになった。
娘によると「マッドには、やはり白衣でないと」と言うことらしい。普段、私は白衣を着ないのだが

| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 26, 2005

ブログ開始

複数の人に勧められたので、ブログを始めることにした。
何時迄続くことやら・・

私の本来のホームページは、20万ヒットを越えて居るのだが、もう2年も更新せずに開店休業状態が続いて居る。
書きたい事も書くべき事も山のようにあるのだが、まとまった時間が取れない。ブログなら、手軽に書き込むこともできるかと考えたのである。

今まで、ブログをやって無かったのは、何となく毛嫌いして居た感があったからだ。ブログは本質的に日記であり、日記を他人に見せる気がしなかったからと、ブログはテキストベースの情報を中心としているので、右脳人間の私には向かないような気がして居た。

本来は、ホームページの方を頻繁に更新すべく、自動更新プログラムでも作ろうと考えて居たのだが、そのプログラム自体作って居る暇が無い。

と言う訳で、できる限り頻繁に情報を発信することを目的に、このブログを始めることにした。だから、一回当りの情報量を多くするより、「短い文章でも頻繁に書き込む事」と、右脳人間の私に合うように「図や写真を多用する事」を旨としたい。

今日はブログを設定するだけになった。ココログはデフォルトではアクセスカウンタも無いので、ちょっと苦労した。それにしても、プロフィール用の写真も何も用意して居なかったが、手軽に始めようとしたブログも、いくら何でも準備不足か!?

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Main | April 2005 »